晩夏の夕焼け
鮮やかな夕焼け
旅 立ちの夕焼け
俺たちは
傾く陽射しを
堂々と
浴びていた
12才の夏
「必ず 会おう
甲子園で」
あの頃の俺たちには
夢ではなかった
その先
もっと先
ずっと先に
俺たちの夢は
輝く
あれから幾年
俺たち
まだ
先の先
ずっと先を
追い求めている
いまだに青春
人生の甲子園は
敗者復活が
許される
負けても負けても
立ち上がる
敗者の痛み
俺たちは
沢山 知っている
明日に向けて
あのボールを
思い切り投げろ
先の先まで
夢の先へ
今 夕焼けを
一人で見ている
きっと 奴らも
見ているだろう
俺たちは
来年も
夏の予選を目指す
来年に
一度しかない
夏を勝つために
プレイボール!