ほとんどの病気やケガは障害年金の対象
一人暮らしは自立した日常生活を
送れている印象がありますが、
そうではないケースがあります。
事例は30歳頃にパニック障害、
40代で抑うつ、50代で発達障害と
診断され約20年間精神疾患を
患っていた一人暮らしの方です。
25年ほどの会社員生活で
なかなかの高給取りでした。
5年ほど前に抑うつで1年半休職後に退職、
しばらくして社会復帰を望み
バイトにトライしても
長続きしませんでした。
つぎに派遣勤務に就いたものの、
パニック発作やうつが再発、
クリニックに行くと発達障害と
診断されました。
それでもコロナ禍で在宅勤務になり
何とか続けることができたのです。
派遣契約終了後は引きこもりで
食事は食べない日もあり
お風呂も入らない着替えない
片付けができないゴミに埋もれた部屋
などの生活ですが、
たまの外出の時にはそれなりに
身なりをキチンとするのでしょう。
ご自分で障害年金請求をしようと
年金事務所に行って、
キチンとされている方
という印象を持たれてしまい、また、
曖昧な初診日を伝えてしまいました。
このことは職員は事績を残していますので、
私が代理人としていったときに
職員から聞いたことです。
実際に私と初対面の時には、
とてもキチンとした人という印象でした。
実態は大変な日常生活なのに、、、。
今後、不利になってしまわないように、
日常生活の辛いこと困っていることを
医師に毎回伝えるように助言しました。
でも、診察時間は3分程度ですから
伝えられなかったようです。
私から医師に診断書依頼をするときに
本人からの聴き取り内容を
詳細に医師に伝えました。
また、発達障害の場合は
生来からのことを
病歴就労状況等申立書に書きますので、
クライアントと一緒に人生を振り返ります。
本人も昔のことを思い出すのが
辛いようでしたので日にちを分けて
何回もヒアリングを行いました。
審査でネックになるのが
一人暮らしで家族や福祉サービスなどの
援助を受けていないことから
日常生活は自立できていると
判断されやすいことです。
一般的に2級は難しい、
また、
精神障害者保健福祉手帳3級の交付を
受けたため2級は難しいかもしれない
と思いました。
でも、この方は援助を受けたくても
受けられていない状況で、
手帳の診断書を受けた時期と
年金の診断書を受ける時期は違い
今の方が症状が重くなっているのだし、
この方は2級レベルであると
判断して業務を進めました。
診断書内容も重要ですが
それ以外にも、工夫することが必要で、
それを知っているか知らないか
やるかやらないかで等級に差が出ます。
私は最善の結果を出すことに燃えました。
本人から決定通知書の連絡がきたときは
ドキドキものでしたが、
2級決定という結果になって
ほっと胸を撫でおろしました。
これで、障害年金という安定した収入が
生活の支えになり、
これからは長期的に無理することなく
働くことができる環境・職場を
探すことができるようになったのです。
ほんとうによかったです。
しばらくして、彼女から障害者雇用で
内定が決まったとの感謝のメールがあり、
とても嬉しかったです。
誠実で一生懸命な方で、
なんだかこちらのほうが
励まされてしまいました。
彼女には、これからはもっと自分を
大切にして楽に生きていって欲しい
と願うばかりです。
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ん～、、、
ん～、、、クンクン
ん～、いい香りだなあ～。
時間は奇跡
時は金なりという言葉は
古来から言われていますが、
実際には時は金よりもはるかに
貴重なものです。
時間があればお金は稼げるけど、
お金があっても時間は買えないですよね。
だから、時間が与えられてるって事は
実のところ 毎日奇跡が
起こっているようなものです。
未来時間を前借りする
などということもできないし、
できるのは過ぎ去っていく
現在という時間を浪費することだけ、
明日の時間を
今浪費することもできません。
当たり前ですが、
毎日24時間で生活するしかなくて
この24時間の中で
健康も楽しみもお金も満足も
得て行かなければならないのです。
ということは時間を正しく用いること、
最も効果的に利用することこそ
最も差し迫った 切実な問題で、
人生の全ては
この時間の利用の仕方次第
で決まるのです。
誰もが到達しようとして
なかなか到達できない
あの目標がここにかかっています。
（あの目標、、、、、、、、幸福 ）
参考書籍：自分の時間
では、また。(^^)