先日、知人に老齢年金って何?
と唐突に聞かれました。
何?って、、、
全然知らないの?、、、、、
と思いながら
「年金を
10年以上支払していれば
65歳からもらえるのが
老齢年金というんだよ」
と答えました。
知人は厚生年金に
加入しているのですが
年金のことを
全く理解していませんでした。
なので、
年金のきほんをわかりやすく
お伝えしたいなあと思いました。
では、
年金の超ウルトラ基本的なお話をします。
年金は
年をとって働けなくなり収入がなくなったり
病気やケガで働けなくなったり
家計を支える人が亡くなったり
年金は誰にでも起こりうる
生活上のリスクに備える保険制度です。
老齢年金、遺族年金、障害年金
の3つの保障があります。
国の年金制度は老齢・障害・遺族の3つを解説↓
保険制度なので
保険料を納めていないと
何かトラブルがあっても
保険がおりません。
例外があって、
20歳前の障害年金は
保険料を
納めていなくてももらえます。
障害年金を簡単に説明すると
障害年金は
初めて病院に行ったまでに
一定以上の保険料を納めていないと
障害年金がもらえません。
ところが、
20歳よりも前に
障害年金に関わる病気で
病院にいってる場合には
保険料を納めなくても
障害年金がもらえるということです。
日本に住んでいる人は
20歳から60歳までは
国民年金か厚生年金に加入し、
どちらかの
保険料を納める必要があります。
国民年金の人は
日本に住んでいる
20歳から60歳までの人です。
たとえば
自営業者、学生、無職の方も
20歳から60歳までは
国民年金の
保険料を納めなければなりません。
厚生年金の人は
民間企業に勤めている人や
公務員の人が該当します。
厚生年金の人に
扶養されている
20歳から60歳までの人は
3号被保険者と言われ、
国民年金です。
この3号被保険者の人は
扶養されている期間は
自分で
保険料を納めていなくても
納めたことになっています。
国民年金の保険料
を納めるのは
20歳から60歳までですが、
例外があって、
60歳以降は
任意加入をして
保険料を納めることができます。
任意加入して
国民年金の保険料を払うと
65歳からもらえる年金が
増額されます。
また、
60歳までに
年金をもらう権利がない人は
任意加入で
保険料を納めて
権利を満たすことができます。
国民年金には
免除の制度があります。
国民年金保険料を納めることが
難しい場合は
免除申請をすることができます。
保険料を払わない未納
と
保険料を払えないから免除
しておくことは
どちらも保険料を納めていませんが
未納と免除の意味は全く違います。
老齢、障害、遺族も免除しておけば、
もらえたはずが
未納で
もらえなかった
ということがあります。
だから
年金の未納は絶対にしないこと!
です。
厚生年金に加入の人は
60歳以降働いている場合、
最長で70歳まで
保険料を納めることができます。
老齢年金をもらうためには
最低10年保険料を
納める必要があります。
たとえば
国民年金保険料だけで
10年納めた場合、
老齢年金をもらうことができます。
厚生年金の保険料だけで
10年納めた場合も
老齢年金をもらうことができます。
国民年金と厚生年金合わせて
10年納めた場合も
老齢年金をもらうことができます。
注意してほしいのは
障害年金と遺族年金に関しては
10年納めていても
年金がもらえない場合があります。
高齢になった時の
遺族年金は亡くなった人が
25年以上保険料納めていないと
年金はもらえません。
遺族年金の納付要件を解説↓
障害年金の独自の納付要件を解説↓
老齢年金が
いくらもらえるかは
納めた保険料の
月数や給料によって違います。
年金は2階建てでできています。
1階の老齢基礎年金は
20歳から60歳までに
納めた保険料が反映される
国民年金のことです。
老齢基礎年金の金額は
20歳から60歳までに
何ヶ月保険料納めたかで決まります。
20歳から60歳まで
40年間全部保険料を納めると
令和3年度は78万900円です。
この金額は
老齢基礎年金の満額です。
老齢基礎年金の
計算方法はとても簡単です。
満額の780900円×
20歳から60歳までの
40年間で納めた月数を480
(20歳から60歳までの40年間)
で割ると計算できます。
40年間全部納めると
分子が480になるので
満額になるということです。
1年保険料納めていなかった
場合には
分子を468にしてあげれば
年金額が計算できます。
2階の老齢厚生年金は
納めた年齢に関係なく
厚生年金の保険料を
納めた期間が反映され
老齢厚生年金がいくらになるかは
保険料を納めた月数と
納めた保険料は
給料によって
保険料の金額が変わるので
老齢厚生年金の金額は
人それぞれということになります。
もらい方のパターンは
たとえば
20歳から60歳まで
国民年金の保険料だけを
納めていた人は
1階部分の老齢基礎年金のみ
もらうことができます。
20歳から60歳まで
厚生年金の保険料だけを
納めていた人は
1階部分の老齢基礎年金と
2階部分の老齢厚生年金
がもらえます。
これは20歳から60歳まで
厚生年金の保険料を納めていたら
20歳から60歳まで
国民年金の保険料も
納めることになっていますので
老齢基礎年金ももらえます。
年金は65歳から
亡くなるまでもらえます。
現在の法律では
65歳から年金が
もらえるようになります。
これには例外があって、
特別支給の老齢厚生年金といって
65歳前にもらえる
厚生年金があります。
特別支給の老齢厚生年金を
もらうためには
厚生年金保険料を
1年以上納めていること、
生年月日により
決められた年齢になっています。
生年月日は
男性と女性に分かれていて、
この図の生年月日に該当する人で
厚生年金を1年以上納めてる人の場合、
報酬比例部分に該当する年齢から
特別の老齢厚生年金
をもらうことができます。
出典:日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/jukyu-yoken/20140421-02.html
特別支給の老齢厚生年金を解説↓
年金は
請求しないともらえません。
老齢年金、
障害年金、
遺族年金、
全ての年金について
請求の手続きが必要です。
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本日、2022年2月1日は
「水瓶座の新月」
14:47スタートです。
願いごとを書いて
読み上げます。
願いごとは10個以内。
48時間以内でもOKですが
8時間以内が最大パワーです。
水瓶座には
自由・平等・博愛・
人脈・フレンドリー
などのテーマがあって
人間関係が広がり、
新しい出会いや
再会のチャンスが
訪れるときなのだそうです。
わたしのお願いごと。。。。。。。。。
1個目は
貴方に出逢えてよかった
と言われること