続き
「サラさんの持っているペン可愛いですね。」
プリムさんが、私が持ったままのペンを指差す…。
「他にもあそこに、可愛いのがありましたよ?」
と後ろの方にあったペンを指差した。
「わぁ。私も欲しいです。」
プリムさんはそう言って、後ろのテーブルの上に置いてあるペンの所に行く。
「プリム?何か良いのあった?」
とソルさんが振り返って問いかける。
「ソル!可愛いペンあるよ?お揃いのにしよ?」
プリムさんは楽しそうに言った。
「うっうん‼︎お揃い…‼︎する!」
ソルさんは少し驚きつつも嬉しそうに、プリムさんの所に行った。
「アホムさんは、誰にプレゼントするんですか?」
アホムさんの方を向いて尋ねてみた。
「妹の誕生日が近いので。妹の欲しそうな物分からないから2人に手伝って貰ったんです。」
少し、ぶっきらぼうな感じで片手で頭を掻きながらいった。
「そうなんですね。」
妹さん居るんだ。
とりあえずこのペンとメモ帳を買って行こうと。
「すみません、お会計お願いします。」
と店員さんにお願いする。
「かしこまりました。」
店員のお姉さんは微笑んで、ペンとメモに書かれた値段を紙に書いている。
「お会計、1ペンス1ペニーです。」
1ペンス1ペニー?…この国のお金の読み方と値段がさっぱり分からない。
服を買った時は2ペルーだっけ?男の人を出して女の人3枚返ってきたから…。
女の人を出したらお釣り出るかな?
コトッ…。
ポケットから女の人が描かれたコインを1枚出して、カウンターの上に置く。
「1シリングですね。」
「では、4ペンスと1ペニーのお返しです。ありがとうございました。」
手元には花のコインが2種類…。4枚と1枚だ。
あとでレファンさんに聞いてみよう。
ペンとメモ帳を、月の石のネックレスが入っている小さな紙袋に入れた。
「サラさん、お互いに頑張りましょうね!」
声に振り向くと、ソルさんが言ってくれた。
「また来て下さいね!」
と手を胸の前で振るプリムさん。
「はい!また行きますね!頑張りましょう。」
と手を振って返す。
「まぁ今度来た時は、裏メニュー教えてあげますよ。」
とアホムさん。
「裏メニュー?楽しみにしてます!」
裏メニューなんてあるんだ…。アホムさん、ぶっきらぼうなところがあるけど、妹さんのプレゼント考えたりとか裏メニュー教えてくれたりとか、優しいな…。
「では、失礼します。」
白く少し小さめな雑貨のお店を、出る。
時刻は14時50分。
さて、今度はどこに行こうかな?