続き...
次の日
騎士の朝の訓練前...
皆がキャプセラさんの前に整列する。
「もうすぐ、今季の試験がある!各々のレベルを上げるよう訓練の成果をぜひ見せて欲しい...。」
キャプセラさんが、声を張り話す。
『はいっ!!』
試験...?
朝の集まりが終わり、練習の準備のためみんなが動く。
練習の前に聞きたい。
「...あの、キャプセラさん!試験について教えてください。」
「ああ、そういえばまだ話していなかったね。毎年暁・白昼・黄昏・宵闇ごとに試験を行っているの。
それで、そろそろ白昼の試験があるのよ。あなたは、一番下のDランクの試験ね。初めはみんな自動的にFランクで試験はDランクからなのよ。D・C・B・A・AA・S・SSとなっているの。それぞれの試験の内容は違うけど、大まかには魔法と剣術ね。あとは掲示板に貼ってあるから見て。」
「...なるほど、ありがとうございます。」
ランクがあるのか...。
お昼休憩時、いつものメンバーが集まりランチをとる。
「確か、Dランクの試験は魔法が魔法が出せるかと剣術は基礎的な動きができてるか...だった気がする。」
とフラン。
「そうそう、私は火属性だから火を出して15秒間維持できるかだったな」
フィーネも答えてくれる。
「剣術は、構えと払い・突き・防御だったと思うよ」
ロゼもそう言ってパスタを一口食べる。
「あと5日あるし、サラさんなら大丈夫だと思います~」
とパルファンも応援してくれる。
「ありがとうございます」
「...うん、剣の持ち方もしっかりしてきたし、動きは大丈夫だと思う。魔法は上に上がるのがあともうちょっとかな?」
ミネさんがアドバイズをくれた。
「そうですね、がんばります」
なるほど、とりあえずは基礎的な試験なのね…。
あと...個人的には、季節・暦の言い方?が気になったな...。
春・夏・秋・冬じゃなくて...なんだっけ?
あとで調べてみよう。
ーー ーー
夕方。
王国歴史資料館兼役場...
早速季節の本を探し、開く。
フレラン王国は一年中気候が穏やかであり、暦は太陽の日の出を表している。
暁1・2・3
白昼1・2・3
黄昏1・2・3
宵闇1・2・3
つまり...これがこっちでいうところの春夏秋冬か。
1月から12月...繋がっていないのか。
今が?そろそろ白昼の2ってキャプセラさんが言っていたから、5月なのかな?
ん~、いや、宵闇が冬だとすると白昼は夏か...7月?レファンさんかロチュス様に聞いてみよう。
夕飯を食べた後、裏庭で魔法の練習をする。
今日は比較的に風があるから、自分が出している風なのかどうか分かりづらい…。
虫の音が心地よく、一人で練習するにはもってこいだ。
集中して、風の力を借りる。
目の前に、集まるように…。
”借りた”力は目の前でフワッと集まったかと思うと、すぐに消える。
魔法の感覚は、これだというのがまだよく分からない。
なんとなく掴めてきたのかな?と思うのだけど…。
まだ剣術や姿勢の方が意識しやすいな。
”何か”が掴めれば、もっと魔法を意識しやすくなるのだろうか。
続く…。