芦沢央/文春文庫

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朗読:野崎千華

2024年6月16日読了



『ミモザ』は最後の話ですね。この内容でこのタイトルかぁってちょっと意外に思う。

全編通して思ったのは、出て来る人たち皆罪を犯してそれを如何に隠し通すか、また自分がしたコトじゃないとどうやって主張するかとか、自分も色々やって来てるんで「わかるー」と思いながら聴いてました。

最初の『ただ、運が悪かっただけ』はナカニシって男の無理無体がウチの親みたいでめっちゃ気持ち悪かったです。『埋め合わせ』は絶対何かあるとは思ってましたがそう来たかと。「そのテがあったか」って自分も思った。『忘却』は分かってしまうと自業自得だと思えるけど後味は悪いですね。『お蔵入り』は自分がバラエティ番組好きじゃないのはこーゆートコなんだよなーって改めて思いました。

最恐とか煽られてたんでどんなもんかなーと思いましたが、自分はそこまで怖いとか思わなかったな。やっぱ色々やって来てる所為で感覚麻痺してんのかな?