あさのあつこ/水鈴社

audibleで視聴

2024年1月12日読了



去年の6月にiPhoneでどうにも再生出来ない不具合が発生したaudible。不具合は修正されたとAmazon側からのコメントがあった後も再生出来なかった為、3ヶ月休会…この休会に関しても色々言いたいコトはあるんですが、此の世の果ての殺人のレビューを書いた時に書いたかも知れないので割愛します。

9月に再開して此の世の果て〜を聴いた後もちょいちょい画面が固まって操作を受け付けなくなるコトがあるもんで、休会した後は1年だったか再度の休会は出来ないような決まりだったんで、もうそのまま放ったらかしてました。そんで暫く松澤千晶さんや内田敦子さん等のゲーム配信やってる女子アナさんのYouTubeにハマって彼女らがやってるゲームを自分もやるってコトを続けてました、最近は。

そうするうちに今月14日からの入院が決まり、入院中にaudible利用するのもアリかなと思っていたら、この宮司愛海さんがナレーションを務めるアーセナルへようこそに出会いました。あさのあつこさんなら内容も申し分なかろうと聴き始めました。

正直あさの作品はコレが初めてです。バッテリーとかも知ってはいたけど未読で。映画だかドラマだかにもなったと思うけどそっちも未見で。

んで、宮司愛海さんのナレーションで聴いてみて、キャラクターの演じ分けが声優さんたちがやってるのに比べるとやっぱちょっとその辺弱いかなーと思いました。でも聴きやすくてすーっと声が入って来る感じは好きでした。

話の内容は千香が甲斐から連絡をもらって、昔を思い出しつつ彼が起業した会社アーセナルに入るまでの部分にかなりの分量を使った気がして、その後アーセナルがまあまあの滑り出しを見せ、そして国の関わる大きな仕事をやろうとしたところで陽太のかつての仲間と争うコトになって…って辺りがアラアラアラという間に進んで行って、え?コレで終わり?って結末を迎えてしまう。もっと先はないの?って千香や甲斐の過去についてしっかり描いてこんな人たちが起業したんだみたいなのを見せるコトがメインだったかのような錯覚をおぼえる。

出版社の水鈴社のコトを調べようと思って知ったのだけど、コレ未だ出版されてないんですね。先にaudibleで発表されて今年の夏?に出版されるオーディオファースト商品なのだとか。だから宮司さんのインタビューとかが観れたりして何か他の作品と差別化してンのか。それが悪いってコトじゃないですが。

主要キャラのコトが細かく描かれてた割に、コレからアーセナルで活躍してくってトコがブツ切りされた感があるので、続編を期待したいですね。

因みに自分が宮司愛海アナウンサーを知ったのは、さまぁ〜ずの神ギ問って番組でした。アレ関東圏では毎週レギュラーでやってた番組なのか分かんないですが、こっちは田舎なんで飛び飛びにやってたんですよ。新聞とかで情報集めとかないと観損なっちゃうみたいな。バラエティーあんま観ない自分が楽しみに観てた珍しい番組なんでまた観てみたいなー。