福岡市中央区長浜にある「元祖長浜屋」が発祥の店とされている[1]。食べている間に麺が伸びやすく、そのために少量の麺で提供をし、「替え玉」で麺を追加していくシステムとして考案されたともいわれる。後の博多ラーメンの全国進出とともに各地に広まったともされるが、全国的に見れば、細麺の「博多ラーメン」(長浜ラーメン)を提供する店を中心としたごく一部のサービスである。そして、福岡をはじめとする九州のラーメン店、また九州以外の地域で九州ラーメンや博多ラーメンの店舗であっても、必ずしも替え玉のシステムがある訳ではない。また、昼食時の混雑時には替え玉を行わないという店もある。
関東地方では、九州ラーメンや博多ラーメンの店であっても替え玉のサービスがない店も多い。また、関東では「豚骨ラーメン」が豚骨醤油ラーメンを指す事もあるが、この豚骨醤油ラーメンの店舗で替え玉サービスがある店舗は少数である。
一方で、九州では麺のみで提供される「替え玉」に対し、ゆで麺にたれや油、具を加えて、麺単体でも油そばのように食べられるメニューを提供する動きもあり、特に2012年に茨城県つくば市のラーメン店「イチカワ」が始めた『和え玉』は、特に煮干し出汁を用いたラーメン店を中心に定番メニューとして全国的に普及しているという[2]。『和え玉』を提供する店でも、ほとんどの店では『替え玉』同様にそれ単独で注文することはできない。
長浜で「替え玉」システムが生まれたのは近くに中央卸売鮮魚市場があったから。お客には魚河岸で働く人たちが多く、彼らの仕事は時間が勝負である。そこで、「お客を待たせるわけにはいかない」と、すぐに茹であがる「ストレートの細麺」が開発された。
ところが、細麺は熱いスープにつかっていると、すぐに伸びてしまう。そこで、最後までおいしい麺を食べてもらおうと、「大盛り」ではなく「替え玉」というシステムが登場したというわけだ
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当店も初めにオープンした時は『熊本らーめん』でしていたので替玉はしていなかったのですが
お客様の希望で替玉を取り入れて営業しています。
替玉 130円です