神保町黒須(最寄り駅:神保町)~エピローグ~ | ramen-daisuki-koikesanのブログ

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前回のお別れから約1ヶ月・・・


平日休みがとれたので、もう一度お別れの機会が出来ました。

閉店まであと3日。


11時少し過ぎに到着。

連休前の平日だからと多少甘く見ていました


なんと・・・

お店からズラっと集英社入り口まで。


100人は超えているだろう大行列。


おそらく120人位かな。


【お店の位置と大行列】


大行列は予想していたが・・・

正直ここまでとは・・・

ただし、行列待ちの準備は万端。

バッグからタブレットを取り出し、事前にダウンロードした動画を見る。

動画1本(80分)見終わったところで。


お店はまだ遥か遠く・・・

あと、動画1本分(80分)くらいかな。

【行列の進み具合】



ココから更に時間が経って、ひたすら動画を見続けてると遂に・・・


「前の人に続いて食券買ってください」

待ってました!そのお言葉!


券売機向かう途中・・・


塩蕎麦と醤油蕎麦のどちらにするか悩む。


前回は塩蕎麦。


普通であれば醤油蕎麦で決まりだが・・・


黒須さんと言えば、やはり塩蕎麦。


しかし、久しく黒須さんの醤油蕎麦は食していない。


どちらも二度と食べることはできない・・・


まさしく究極の選択


脳内会議が始まる。


「前回は塩、醤油で両方の味を〆るべき」


「最後なら、お店の推しの塩で〆るべき」


「いや、久しい醤油の進化を確認すべき」


「いや、最後の晩餐だったら塩一択だろ」


「いやいや、醤油だ」


「いやいや、どう考えても塩だ」


脳内会議で醤油派・塩派が大激論。


そうこうしているうちに。


体は券売機に千円札を2枚入れ・・・


ボタンを押す。


味玉焼豚塩蕎麦:1,600円


大激論を収めたのはこの発言。


醤油蕎麦で後悔することはあっても塩蕎麦で後悔することはない



食券を買ってから再び外に出て並ぶ。

あと3人・・・

男性2人組と女性客1人。

俺にはわかるこの女性客・・・ガチ勢だ。

店に入る前に拳で腿をトントン・・・

腕を十字にクロスして肩のストレッチ・・・

入店前の準備運動、急に動きが活発になる。

後ろ姿だけでもテンションアッブしていることがわかる。

まあ、この行列に1人で並んでいる時点でガチ勢であることは間違いないけど。


食券はすぐに回収され。

「2名様どうぞ・・・」

暫く時間が経ってから。

「1名様どうぞ」

「次の1名様もどうぞ」

待ちに待った入店 

歓喜!歓喜!
周りに悟られないように歓喜!

席に着いてから、ものの1、2分で提供。
(このオペレーションが高回転の仕組み)


味玉は別皿で提供。

それにしても感動で涙がでるほど美しい丼。

涙・美丼



薄切りの低温調理叉焼の横に鎮座するのは・・・

牡蠣ペーストとトリュフペースト。


家を出てから一切の水分は摂取せず・・・

席に着いても水は飲まず・・・

乾いた喉を潤すのはこのスープと決めていた。

天草大王のどっしりとした鶏出汁。

そこにたっぷりの鶏油の旨味とコク。

ふぅぅぅぅぅー喉に沁み渡る美味さ。


麺を持ち上げると・・・

鶏油が・・・鶏油がスープを持ち上げる。

麺と鶏出汁と鶏油。

ダダダダダダダダダッ!

脳にまで撃ち響く美味さの機関銃の三重奏。

一・体・感!

ひと口、ひと口。

いつもより大事に味わっているのに。

すでに後半戦突入。


今日、初めて気がついた・・・


黒須さんの味玉は初めてかもしれない。


コレが本当の『最初で最後』


今回はスープを汚したくないので、レンゲの上で割って見た。


見事な半熟。


半分はそのまま食べて・・・


もう、半分はレンゲで掬ったスープと共に。


美味いなぁ。


本当に美味いなぁ。


大事に食べていたのに。

気がつけばラーメンはすっかり無くなる。


今回はラーメンだけでなくお店も無くなる。

寂しい。本当に寂しい。

お店を出ると行列は続いている。


170分待ちからの
キラキラ9分間の至福キラキラ

黒須さん、ありがとうございました。

最終日は今日以上に混雑が予想されます。