今年の4月下旬、衣替えの為、羽毛布団をしまった時のことを自然と考える。
仕舞う前に洗いたてのカバーを母が布団にセットしてくれたのを思い出す。
カバーの四隅を結んで布団に固定してからファスナーを閉める作業をわたしが嫌いなのを知っている母は、私が食事の支度をしていた時、奥の部屋で作業してくれていた。
あの時、私はこの布団を次に使うことになる寒くなった季節のことを考えた。その時思ったことが今鮮明に蘇る。
今日はとても寒かった。
羽毛布団をかけたら、本当にあたたかくなって、本物の母の温もりがここにあった。