顔の見えない世界で
君と出逢った

僕の考えは歪んでいて、
病んで荒れていた

そんな時に現れた君

画面の向こうの小さな部屋で、
毎日言い合い

僕の心は歪んでいて、
君はいつも正論で

でもどこか淋しさがあって、
悟ったような思考だった

そんな君に
僕は恋をしたんだ

君の好きな曲、
教えてもらってからすぐ聴いた

聴いたよって言葉に
すごく喜んでくれた君が
愛おしくなった

僕は恋をした

顔なんて見えなくても
増えていく文字に
並べられていく言葉に
僕の心は救われていった

ねぇ
初めて会った日のこと
覚えてる?

僕は緊張して
まったく喋れなかった

そんな僕に
明るく微笑みかけてくれた君

君の言葉のひとつひとつが染みて
カフェで涙した僕

それから海へ向かって歩いたね

途中で立ち寄ったコンビニ
そこからお酒片手に歩いたね

着いた場所は
開けた海ではなくて
小さな漁港だったけど
そこでもたくさん話した

笑顔の素敵な君

いつも画面の向こうにいた君が
隣にいる

すごく嬉しかった

掴みどころのない君が
欲しくなったんだ

そして僕は
人を愛するという気持ちを知った

愛というものを
感じた

僕は君に救われて、
今ここにいられるんだ

君が僕を変えてくれた

君の告白を聞いた時、
僕は君を守らなきゃいけないと
そう思ったんだ

初めて女性の体に触れて
温かさを知った

僕は君が欲しい

君が僕の元へ来てくれると決めてくれた時
僕は決めたんだ

絶対に君を離さない

画面の向こうから始まった小さな恋は
毎日一緒に過ごせる距離まで縮まった

僕は君が欲しい

君が背負ってるもの全て
僕にちょうだい

君を楽にしてあげたい

愛おしい

僕が君を
守る

そして渡した
誓い