マーチングを見るときは、よほどの疲労が溜まっていない限り眠くなるというくらいことはありません。
座奏はなにぶん初めてなので、マーチングのように動かないから眠くなったりするのかなぁーなんて思ってたのですが
全っ然、眠くならなかったです!!!
動かなくても、「見る」べきところはいっぱいありますからね。
例えば、編成。
人数が限られる分、その人数を何のパートに割くかその団体の個性が出ますもんね。
私は何度も言うけど吹奏楽の曲を知らないので、その曲を活かす編成は分かりませんけど、その団体がどの音に重きを置くのかを見て理解することは出来ました。
それ以外にも、長い休符の時の楽器の持ち方とか、水抜き用?タオルを膝に置いてるとか、そのタオルの色も統一してるとか、ビジュアルの小さなこだわりも気になりました。
ヘアスタイルを統一してる学校もありましたね~
ビジュアルといえば、どの学校も今時ありえないスカートの長さだった(笑)。コンクールの時は、ウエストで巻き巻きしてると怒られるらしいのね~。
神奈川県といえど、規定通りの制服を着ていると、ローカル感満載ですね~~。
あ、でも、制服じゃなくてズボンを履いている学校もあった~。
パーカッションの鍵盤楽器は、スカートが触れることで音が止まったり変わったりするので、スカートは向かないという考えもあるらしいです。
他の吹奏楽器も、スカートよりズボンの方が本当は演奏しやすそう。足開くしね。
さて、もちろん聴くのも大変面白かったです。
マーチングでは、アレンジこそ違えど、イントロ、ファーストプッシュ、ブラスのメロディー、パーカッションソロ、カンパニーフロントというように、曲の起承転結の順番が割と似ていることが多いです。
ですが、座奏の方は、曲によって盛り上がる部分が全く違う!
原曲を知らない分、次はどうなる?どう来る?みたいなワクワク感がありました。
自分の知っている学校が出た時に、「○○頑張れー!!」って叫びたくなる衝動を抑えるの必死(笑)
私、マーチングバンド全国大会では我が子以外の学校の名前もバンバン叫んでますので。
さて。
今回は各校レポは控えさせて頂きます;^_^A
動きなど、見ための要素も多いマーチングならともかく、やっぱり音楽を本格的に学んだわけではない私が、音楽だけの要素である吹コンを語るのは、あまりにもおこがましいので・・・
全校見た訳ではないですしね。
レポを書かないことははじめから決めていたのですが、レポが書けるくらいのつもりで一生懸命聞いていましたよ~
自分の感じた事をメモ取ってましたが、果たしてこれが審査員の評価とどうズレているかしら??
なんて考えていました。
マーチングでは割といつもズレてるから~(笑)
表彰式を見ていたら、自分の考えと審査員の評価、だいたい同じでした(^◇^;)
マーチングと違って、要素が音楽に絞られている分評価も同じようになるのかしら。
個人的な印象としては、金賞を受賞した学校の共通点は
「曲を演奏」
しているのではなく
「曲の世界を表現」
しているということかな、と。
一生懸命演奏している中学生、ではなく、ステージの上で世界を感じられる事ができた学校が金賞を取ってました。
あくまで私が感じたことで、「世界を感じられた」とか言ってみても、そうでない学校と何が違うのか、そうするためにどうすればいいのか、具体的な事はなにも分からないんですけどね~~
「世界を感じた」といっても曲の好き嫌いとなるとまた話が別ですし。
実力があるのは分かったけど、もっと他の曲を聴いてみたかったな~~と思う学校も実際ありました。
残念な事にダメ金に終わった学校もありましたが、代表になった学校と差を感じませんでした。
もし私の考えと審査員の評価がそれほどズレてなければ、多分代表とそうでない金賞に差は無かったんじゃないかな。
パーカッションである2号は「4人の打楽器とウインド・アンサンブルのための小協奏曲」が大変お気に召したそうです。
吹奏楽部でもパーカッションをやりたいと思っている彼女の励みになったようです。
吹奏楽コンクール、とても面白かったです!
今期は日程上もう行かれませんが、来年はもうちょっと見られるといいなぁ。
課題曲があるAを観に行きたいー!
☆業務連絡☆
今週の「金管楽器、はじめました」はお休みいたします。