<不正アクセス容疑>中国からの接続拠点を捜索 警視庁
毎日新聞 11月5日(木)15時0分配信
不正に入手したIDとパスワードを使ってインターネットにアクセスしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は5日午前、中国からのアクセスを中継する埼玉県戸田市のプロキシ(代理)サーバー業者に不正アクセス禁止法違反容疑で家宅捜索に入った。容疑が固まり次第、社長ら中国人の関係者ら数人を逮捕する方針。
代理サーバーは発信元の特定を困難にする特性があることからサイバー犯罪の温床になっているとして、警視庁や北海道、京都など19都道府県警が昨年11月、中国からのアクセスを中継している代理サーバー業者を一斉摘発していた。
捜査関係者によると、今回家宅捜索された業者は、他の業者が一斉摘発された後に台頭してきたとみられる。警視庁がネットバンキングによる不正送金を捜査していたところ、何者かが中国からこの業者の代理サーバーを経由していたことが判明した。
昨年11月以降、この業者の代理サーバーを経由したネットバンキングの不正送金が急増しており、総額は少なくとも8500万円に上るという。同課は、この業者がサイバー犯罪の一大拠点になっていたとみて捜査している。【斎川瞳】
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