恩を受けたら返さなくてはならないだとか、
もっと先のことや大きなことを考えながら行動する、要はなにが大事かをはっきり理解することだとか、
自分は自分の得意な分野でまずはしっかり力を発揮するだとか、
他にもいろいろあったはずなのに忘れてしまったけれど、三国志を読んでそういうことが印象に残っている。
作者が伝えんとすることを読者の自分が正しく理解できているかはわからない（おそらく大いに過不足があるだろう）が、どうだろう、正しく解釈できているか否かはあまり問題ではないのではないか。
なんでもいいからいちいち感じることが大事なのでは。
なにかを見て、聞いて、触って、そのつどいちいち感じることが。そしてその感じたことを今度は具現化できればなおよい。
噂に違わず三国志は相当おもしろく、ここ最近の自分の心をがっちり掴んで離さない。そしてそこから色々と学んだということは素晴らしいことだ。
ただひとつ、すっかり影響を受けてあやうく日常で武士言葉が出そうになることを除いて。