日記を書いている。5年目、6年目…もうずいぶん長いこと。
基本的にその日にあったこと、思ったこと、課題などなど。わりと簡潔な形式に落ち着いていることに気付く。
まぁ、ベーシックな日記だ。他の人の日記を知らないけれども。
自分は日記を「思い出を大事に残すもの」とのみ位置付けている。未来の自分へ、楽しみを投資しているのだ。
日記をつけていることを祖父に言うと「字の練習にもなるしいいじゃないか」と言ってくれた。
そんな風に考えたことが別になかったから、新たな付加価値を発見できた。
また、父に言うと「文章が上手くなるからいいことだ」と言ってくれた。
これも新たな発見。
「日記を書く」という単調な作業に、付加価値がつき一石三鳥にもなるならば、いっそう継続しようという気になった。
一石一鳥でもやめないけれども。
不定期に日記を読み返してみるのだが、それぞれおもしろいように思い出せる。少なくとも書かれている場面なんかはリアルに。
これはたのしい。
だけど、一貫して字は汚い。文章は駄文乱文極まりない。
人生の先輩お二方の域には到底及ばない。
読むのも、おもしろいのだがそれは懐かしさによるもの。
エンターテインメント性には欠けている。そもそもそんなもの必要なのかわからないけれども。
今ここでもうすこし、日記を書くという作業に注ぐ力を増やさなくては。
未来の読者はやけに厳しいだろうから。笑わせてやりたいね、そいつを。
そういえばさっき書いた日記、あれはだいぶつまらん内容やったなぁ。そいつをがっかりさせること確実。確実。