ミスターロストマン。世に混在する物品の数々は、消費者のニーズに合わせてあるものは淘汰され、またあるものはより便利に改良されてきたわけで。だから今日、日常生活の中で目にする物々は、より高みを目指すべく生み出された精鋭であるはず。デビュー間もない初な物品ならまだしも、長きにわたりこの世界に存在し続けているものに、不可解な点があるべきではない。それなのに、耳かきが、あの中途半端に長いのが不可解でならない。不便だ。ちょっと。