ブランク礼讚。 | デュアンの夜更かし

デュアンの夜更かし

日記のようなことはあまり書かないつもり。

ちょっとわからないことがある。
『継続は力なり』などという言葉がある。
正しく解釈できているかわからないが、一応『続けることによって成功の可能性が増す』とか『続けたぶんだけ力になる』などとボクは解釈している。
これはもっともだと思う。そのとおりだと思う。

だけど、ほんとのところはそうとも限らないんじゃないかと思ったりもする。というか、身をもって実感した。
今回の場合はギター。
ボクは趣味としてギターを弾いたりする。好きなバンドの曲をコピーしてみたりする。そこで当然、難しくて弾けないフレーズにぶちあたる。何度挑もうともやはり弾けない。それ用の反復練習をくりかえした上で再度挑もうともやはり弾けない。
そこでボクはすねる。
少しの間ギターと距離をとる。いわゆるブランクをつくる。

そしてある程度のブランクを経た上で、なんとはなしに、かのフレーズに挑んでみる。

なんと、できているではないか。それか、成功への糸口をつかんでいるではないか。
何もしていなかったはずなのに、『継続』していなかったはずなのに、成功したではないか。『力にな』っていたではないか。

こんな理不尽な現象が多々ある。ほんとに不思議だ。
なにもギターだけに限ったことではない。少し考えただけで思いあたるモノが2、3ある。ということは『継続を少しやめてみることもまた力なり』とか『ブランクもまた力なり』などとも言えるんじゃないか。

これはボクだけに起こる理不尽な現象ではないと思う。けっこうみんな、こんな体験あるんじゃないだろうか。

壁にぶちあたって、努力してもだめなら一度ブランクをつくってみる。
それによって好転することもよくある。

ボクはわりと強くそう思うんだけど。