誰かに何かを言うとき、言葉を伝えるとき、その行為はピッチャーに例えることができる。
一旦自分の口から発した言葉(投じられた球)はもうその瞬間からどうにもならない。
しっかり話し手(キャッチャー)に届くか、届かない(打たれる)か。
…ここもうちょい上手いこと言えそうやな。まぁいい。
投げてしまえばあとはバッターが空振りするのを祈るしかない。
幸い球種は豊富だ。だからすっぽりとキャッチャーに届かせることは難しいことではない。
バッテリーの関係が良好ならもっと上手くいく。
それでも調子が悪いときというのが必ずある。
常にノーヒットノーランなんて不可能。
当然打たれるときがある。
でも、今はまだせいぜい3回オモテぐらいだろう。
まだまだ取り返せるよ。
いい加減な球は投げられないなと思う。
せっかく頭の中で良い考えが浮かんだのに、あとはそれを届けるだけなのに、その作業をなおざりにしてしまったらもったいない。
難しいことじゃない、むしろ簡単なことだ、伝えることなんて。
先生の教えが頭をよぎる。
『自分の言ったことに責任持ちなさい』
当たり前でしょそんなこと。
自分の文章能力の低さをうらみます。
あれやで、実は設定はソフトボールやから投げ方はウィンドミルやと思ってもう1回読んでね。ぷっ。