こんにちは!Ramachanです。

今日は【顎下腺腫瘍摘出手術】に関するもろもろの検査の内容や感想をシェアします。

 

前の投稿で、都内の大学病院にて受診し、手術をすることを決断したところまでお話ししたと思います。その後の流れとしては、

 

→別日に、MRIと血液検査を行い、地元の医院での検査結果とも合わせて、腫瘍の位置や構造などを詳しく見てもらう☆

 

→その診断結果をもとに、もう一度説明を受け、手術日等を決定

 

→術前検査を行う☆

 

→入院&手術

 

このような感じでした。今日はこの腫瘍に関わるもろもろの検査の体験(☆)をシェアします。

 

まず、一つ目の☆に関してです。

 

【血液検査】

ふつうはわざわざ取り上げて書くほどのことではないですよね、、(笑)

 

実は私、最後に注射をしたのが4歳くらいだったので(虫歯治療での歯の麻酔は何度もしてますが)、血液検査はなかなか印象的でした。

 

周りの方は皆さん慣れているので、スーパーのレジかのように(すみません)流れ作業で淡々と終わっていき、、、ついに私の番が!

明らかに動揺して、身体が固まっている私を見て、担当の方は「血液検査苦手ですか?」と声をかけてくださって、その優しさに緊張の糸が解けたのか、針を刺されながらぽろぽろと涙が出てきました。

 

実際、注射はそんなに痛くなかったんですけど、刺されることへの抵抗がすごくて、勝手に怖がっていたのだと思います(笑)この経験のお陰で、ひとつ壁を乗り越えられた気がして、自信に繋がりました。

 

このあと号泣のあまりかなりの視線を集めながら向かった先は、、、

そう、、もっと恐ろしい、、、MRIでした!

 

【MRI(造影剤入り)】

医療系ドラマでしか見たことのない現場に(苦手なので告知くらいしか観たことありません)患者として向かう日が来るとは、、という感じでした。

以前地元の医院でCTを撮った際、あれがMRIだと思っていて「よし!できた!」と思っていたのですが、MRIはもっと時間がかかるのですね。かなり身構えていました。

 

MRIをとる際、腫瘍などをより鮮明に見るために「造影剤」と呼ばれるものを注射して、そのままキープするという作業が続きます。単なる注射と異なり「刺された状態をキープ」しなければならず、また「狭い場所にいる」感覚も相まってかなりハードな検査だろうな、と思っていました。

 

先ほどの血液検査の担当の方に「先生に、一番細い針でお願いしますって言っときな!」とアドバイスしてもらい(針の細さはたくさんあるんですかね?気持ち的に楽になるように言ってくださったのかな)また、どうしても無理な場合は造影剤なしでも可能なことをリマインドしてくださいました。かなり心強かったです。

 

半泣きで「注射がこわいですゥゥ」などとぐずっていると、「先生に確認してみるね!」と笑顔で対応していただき、着替えて待つことに。30分くらい待ってから部屋に呼ばれました。

 

検査技師の方に「針はどうなりましたか!?」と聞くと「針入れてきますねーー。」とあっさり言われてしまい(話は通っていたのかな?笑)、恐る恐る検査台に上がり、寝ころびます。もし造影剤なしで検査して、それで再検査となっても困るので、これでよかったと思いながら、目をつむります。体を固定されて、ドーナツ型の機械の中へスライダさせて入れられます。目を開けたら目の前は壁なので、パニックになると思い、必死につむっていました。

 

ここでラッキーだったのが、動揺している私を見て一番MRIが大きな部屋を用意して下さたことです。(今、ブログを書きながら気づいたのですが、あの時わりと待ち時間が長かったのは、一番広いあのお部屋に案内するためだったのですね。あの時は待ち時間が長くていてもたってもいられませんでしたが、今振り返ると、素晴らしい配慮に心が和みます。)

 

「ここは一番壁とのスペースが広いからねー。」と言ってくださり、少しホッとしながら、いざ、検査が始まります、、、

 

感想は、、【意外と大丈夫】でした!

 

検査は15-20分程度で、針を刺している時間は5分程度でした。初めは普通に寝転がって検査し、一度出てきてから針を刺してもらい、もう一度入り検査します。磁石のお部屋なのでガンガンと工事現場のような機械音がしますが、イヤホンはしていますし適度な音量です。3種類くらいの音が順番に流れつつ、イヤホンから検査技師さんの声で「息を吸ってください、止めてください。」などと指示が出され、それに従う感じでした。ひたすら、身体を動かさないことに神経を集中させました。(笑)

 

意外と音に聞き入っていたのでであっという間でした。注射は少し痛かったのですが、なんとかなりました。

 

いろんな方の体験記を見ると、音がうるさいとか造影剤が温かいとか書いていましたが、私はそれほどは感じませんでした。ただ、針を抜くときに漏れ出る造影剤でピリッとはしました。

検査後「キレイに撮れていますよ、お疲れ様です。」と言っていただき、ホッとして、その日はそのまま病院を後にしました。

 

 

 

続いて二つ目の☆についてです。

 

手術1か月ほど前に「術前検査」があり、手術に耐えうる身体状態にあるかどうかを見てもらいます。

 

項目はてんこ盛りで、一日の間に様々な科を訪問しました。

血液検査、尿検査、心電図、麻酔科の説明、問診などです。印象的だった検査やエピソードをお話ししますね。

 

【血液検査】

二度目です。前回の様子をお伝えしたら「寝て採血しますか」とご提案頂き、そのようにしました。担当の方も「倒れられたら困るから!(笑)」とおっしゃっていて、逆に怖がらせてしまったかもしれません( ;∀;) 怖がりながらもクリアしました!

 

【心電図】

心電図で「息止めてくださいー。」というとき、かなり苦しいのは私だけでしょうか?(笑)

なかなかうまく取れなかったようで、3かいくらいチャレンジしました。部屋を出ることには軽く息が上がってしまいました。

 

【麻酔科でのビデオ鑑賞&麻酔科医も問診】

このビデオが、なかなかリアルで私を怖がらせたのが印象的です。これまでの検査は笑いあり涙あり、いつもの私らしく明るくいられたのですが、手術のシリアスさがぐっと増して、明るさを保つのが難しくなりました。

それは全身麻酔のイロハを伝える映像で、麻酔の導入から目が覚めるまで、とても細かく伝えてくれるものでした。ここで「飲食禁止」について本当に厳しく教えていただきました。お水大好きな私にとって、これ、耐えられるかなと、不安なポイントでした。もうひとつ不安なポイントだったのは、麻酔中呼吸のためにのどに管を入れるのですが、それを抜くのは意識が戻った後ということだったので、起きてのどに管があったら苦しそうだな、というところでした。

 

さてこの二つのポイントは実際どうだったのか、後のブログでシェアしますね。

 

あと、手術において「麻酔科医」さんが果たす役割の大きさをこの日学びました。術中ずっと、私の身体の様子を集中してみてくださるというのですから、しっかりご挨拶しておこう、、!と思ったのでした。

 

このような流れでもろもろの検査は終了し、いよいよ手術の日が近づいていきます。

そのこともシェアしますね。

 

同じ症状、似た症状で悩んでいる方に届きますように☘