ハッタリですよ、た~だ~の~ハッタリ。

初めて彫ったのは、確か19歳の時だったかな?
ちょっと陳腐な例えになりますがね、僕は悪になりたかったのですよ、今思えば中学生がヤンキーに憧れる様な感覚ね。

一説に依ると、タトゥーや刺青は日本人の9割以上の人間が多少なりとも恐怖感を感じるとの事。
僕はそれになりたかったのです。
そしてその感覚は今もほとんど変わっておりません。

タトゥーを彫る様な人間とは、自己主張の強すぎる弱者だと僕は思っております。
だって彫って得になる様な事なんて一切ないでしょ?

我ながら、僕は自分が世界で一番弱い男だと自覚しております、痛い程に。
だからせめてルックスだけでも悪になって他人を威嚇しているだけなんです。

ちょっと話が逸れますがね、ライオンなどの野獣は外敵が現れたら、恐ろしい顔でガオゥ!と吠えるでしょ?
それで外敵が怯んで逃げてくれたら戦いを避けられるから。

あらゆる生物の本能は極力戦いを避ける。
特に雄は傷付け合う事の愚かさを本能的に解っているから。

現在、日本でタトゥーが問題になってますよね、大手のスタジオはガンガン潰れてしまっている。

そこで多くの方々が「タトゥーは悪い物じゃない! 認められる国に変えよう!」なんて署名などの運動を行っております。

でもね、僕はタトゥーなんてものはマイノリティ、アンダーグラウンドなカルチャーで良いと思うのですよ。
誰もが彫っている様な状況になってしまったら、つまらないと思ってしまう私は変わり者?

アナーキーで在り続ける、ちっぽけな信念を持ちつつ私は今日も行く。
善にも悪にもなれない最弱男の遠吠えでした。

p.s お金が無くて増やされへんのじゃ