これはちょっと僕が変わっているだけかも知れないのですがね。

人間誰だって、将来に対する不安やビジョンは大なり小なり抱えてると思いますが、僕はあまり先を考えないタイプなんです。

凄く簡潔に表現すると「何とかなるよ」の一言。

只、当方は恵まれている。
支払いの終わった実家が有り、普通にご飯も食べられる。
父は他界しておりますが、そこそこの蓄えも御座います。

世の中には所謂ホームレスと呼ばれる方もいらっしゃいまして、餓死や凍死、もしくは何らかの病にて死の宣告を受けてる方も沢山居る事でしょう。

僕は独身です、大した収入もありませんし、付き合って居る女性などもおりません。
おまけに沢山の精神疾患も抱えている。

それで何故不安なんて何もないの?
と、聞かれましたら僕も解らない。

でもね、昔は不安だらけだったんです。

パニックや鬱が酷い時、今回ばかりはもうダメかも、、、
なーんて考えた事も一度や二度じゃありません。

でもね、何かしら辛い状況に直面する度に「俺はあの地獄だって生き伸びたじゃねーか」と、自分に言い聞かせ耐え抜きます。
いや、耐えられてしまうんですよこれが。

苦しみや哀しみの大きさは、様々。
きっと僕の苦しみなんて大した事じゃなかったのでしょうね。

これに関しては、また詳しく書かせて頂きますが、実は過去に友人が三人自殺しております。

自ら命を絶つ。
ここまでの苦しみなんて第三者に理解出来る筈がない。

たかが、36年間生きて来ただけの若僧ですが、1つだけ解った事があります。

人間てね、意外とダメにならない、そんなやわな生き物じゃないって事。

欲。
誰だってありますよね、金銭欲、愛情欲、所有欲、まだまだ沢山。

欲が人間を動かす原動力になる事は確か。
小さな話からすると、あのバッグが欲しいから、頑張って働く!
とかね。

何時からか、僕にはあまり欲が無くなってしまったのですよね。

これは良い事か悪い事か解らない。

でもね、平凡でも普通に暮らして行ける現状、これが「何とかなるよ」理論を産み出した事実なんですよね。

端から見たら、チンタラ生きてて情けない話ですが、僕には僕の人生がありまして、他人にどう見られ、思われても構わないのですよ。

対人関係の一番の問題、どう思われるか、なんてのはどーでも良い。
問題はその相手を自分が、どう思うか、に尽きます。

何だか、悟りを開いたお坊様の様な話になって申し訳ない笑

まぁここらでまとめますが、現状として非常に楽観的に生きる事が出来ております。

現状維持とは向上心が無いのかもしれない。

でもね、僕はそれでも良いのです。

36まで生き抜けた、きっと明日も大して変わらない。

頑張ってる人はとっても偉大。

でもね、僕は頑張る事を辞めてここまで生き延びました。

人間は十人十色、僕みたいにダラダラしてても、それなりに楽しく生きられる人も居る。

何とかなるよ。

これは僕の人生論。