
この方はSIONと名乗るミュージシャン。
20代前半、僕は人間不信と対人恐怖性の真っ只中でした。
友達も居ない、話し相手も居ない、救いがない。
そんな時、出会った一曲でした。
「好きにやりなよ、出来るのなら、それが素敵だ、それがいい。
もう何も話したくない、馬鹿馬鹿しくなったんだ、一体奴等、どんな神経をどの位持ってるんだ?
空はとても綺麗、曇りでも晴れでも、パレットは何色」
たったこれだけで僕は救われました。
自分が元気な時には全く気付かなかった、でも改めてSIONの詩をじっくり読むと、きっとこの人は死にたかったのだろなぁ、と感じました。
どーしても生のSIONが見たく、一回だけ知人に車に乗せて貰ってライブに行った事があります。
唄うSIONを目の前にして、僕は涙が止まらなかった。
恩を返す、そんな大それた事は無力な僕には出来ません。
でもね、彼の唄を心底愛して沢山聴く事で、少しでも想いが届いたら嬉しいなぁ。