選択のパラドックスとは
選択のパラドックスとは、選択肢が多ければ多いほど不幸を感じやすくなるという現象、認知バイアスのことです。
従来は「選択肢が多いほど人は自由で幸せである」とされてきましたが、選択肢が多くなると下記のようなデメリットが生じてしまいます。
- 選択する時に、より多くの時間と処理が必要になる
- 選択した後も「他の選択肢の方が良かったかもしれない」という後悔が残る
本来、より自由で合理的な選択をするためには「選択肢は多ければ多い方が良い」はずなので、矛盾していますよね。
具体例として…
- オンラインショッピング
商品の選択肢が多すぎると、比較に時間がかかり検討が難しくなります。結果として、満足度が低下し、最終的に購買意欲が減退することすらあります。 - レストランのメニュー数
メニューの選択肢が増えるほど、細かい違いを比較し、最適な選択を追求することになります。その結果として満足度が低下してしまうというものです。
このように、選択肢が多いことで、満足度を低下させることを「選択のパラドックス」と言います。
実際、選択肢の多さは「自由度」だけでなく「情報処理や比較の難しさ」まであげてしまいます。そして「損する選択肢を選びたくない」と思うので、脳が疲れてしまうんですよね。
※※※※※※※※
今の世の中選択肢が多すぎて疲れます。実際に私が経験したことで、これは15年前のことですが、まだ選択のパラドックスなんて言葉はなかったと思います。
パルシステム(生協)を使っていて、商品数が少ないのでもっと沢山の商品を扱っている生協に変えたいと思い、別の生協に変えました。
これが失敗で
商品数が多いと迷ってしまう。発注するまでに時間もかかって疲れてしまって。。。
慣れないからかな?と最初は思ったけど、1ヶ月経っても疲れてしまう
商品数は少ないけど厳選された物を頼む方が楽なんだなーと思い、またパルシステムに戻りました。
選択肢もそうだけど、情報があるから迷ったり後悔したり判断に疲れたりするんですよね。
私、買い物した後に同じ商品を見て、あの店の方が安かった、今なら半額になってる、と後悔することがあります
パパは商品を買った後はその商品の事は忘れるそうです。そうすれば他の店が安かろうが半額だろうがその事を知ることはないので、買ったことに満足して終わりますよね。
それを聞いて以来、買った後は考えない、検索しない、を心がけています。
買い物で後悔したくないから、楽天の口コミをスーパーチェックしたり、安い順に並べ替えして比較したり、結構疲れてしまいます。。
情報過多で不幸になってるのを実感する今日この頃。
選択のパラドックス、深いですね。
※※※※※※※※
そんなこんなで苦労して楽天で買った商品が届きました
これ可愛い😍
思ったより太くて大きい
こちらは思ったより小さかったけど、パパと娘が使い心地が良いと(よくのびる)絶賛しています。リピート決定。
これもとても良かったです!高いから少しづつ買い足すつもり。吸水力半端ない。風呂上がりに頭からつま先まで全部拭いてもタオルがびしょ濡れにならない!