私のやっている経営情報グループ『漆黒と灯火』ですが、コロナ禍にもかかわらず会員さんがほぼ減らず、しかし一年近くも募集無しもまずかろうということで若干名の募集を開始しました。蛮行のような気もしますが、まあいいか。

 よく「これはオンラインサロンですか」と言われますが、どちらかというとリアルサロンです。リアルイベントを月一回東京近辺でやり、ゲストをお呼びして二時間ほど語り、終わり次第居酒屋に流れて閉店まで駄弁るのが活動の基本となっています。

 また、地方の会員さんでは弁護士などの士業や投資家、地方議員の方が多く、上京の際にご連絡いただいて会合をアレンジしたり、お前らの事業で困ったことがあった場合はカネを貸す以外のお世話をさせていただいたりしております。

 オンラインでは主にFacebookを使って交流していますが、ほとんど大喜利かROM専に向けてお話をする感じの交流です。

 11月のゲストは翻訳家でコンサルタントの小林啓倫さん、12月は自民党衆議院議員の橋本岳さん、23年1月は漫画家・エッセイストの西原理恵子さんをお呼びして対談する予定です。
 先月はキヤノングローバル戦略研究所の伊藤弘太郎さんに来ていただいて日韓関係について政治、経済、文化面からの雑談をいたした次第です。基本的には、どのような方がゲストでも2時間きっちり雑談させていただくスタイルです。最近どうですか? とか。

経営情報グループ『漆黒と灯火』
https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto/

 思い返せば足掛け8年ぐらいやってたっけって感じですが、短期集中サロンのはずが長丁場となり、会員として初期からご一緒している方も少なくなく、肩ひじ張らず背伸びせず、身の丈プラスアルファのところで時事放談したり情報交換したりという大人のサークルのような感じになっています。この前キングコングの西野さんがオンラインサロン冬の時代とか仰ってましたが、彼らが取り込んだ水素をあっという間に燃やし尽くす主系列星とするならば、私らはどちらかというとそういう恒星から光を受けながら軸傾けてゴロゴロ回転している天王星のようなものでしょうか。冷たいガスと氷のかたまり。

 
なので、活気よくワイワイやってるというよりは、結婚するメンバーを祝福したり、起業したいメンバーを手伝ったり、世情を騒がす問題について議論して知見を深めたり、ゆるゆると一生の付き合いができそうなメンバーと緩やかにネット社会を生きるという感じの会合です。

 何しろ先のことなど分かりません、行く手は真っ暗の闇を手探りで進むことを宿命づけられているのが私たちですが、持ち寄った知識に光を灯し、冷静に、慎重に、しかし確実に前に進む人たちのために集まった会です。

 ご興味がおありの方は是非。
 なお、画像はAIが思う『漆黒と灯火』です。確かにこんな感じかもしれん。

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