メルマガ本編に間に合わなくて号外という形になってしまいましたが、表題の件、号外を書きました。

 もともとは、政治の都合で官僚が知恵を絞って対策を打った結果、政治家が国会で余計な嘘を言ってしまったお陰でたいした話でもない事件が大問題になり、嘘を嘘で塗り固める必要に迫られてどんどん虚偽の説明ばかりになって、最後は「官僚組織が政治家に対して『忖度』したのだ」という理由でそのときの責任者である官僚が詰め腹を切らされる、ということが繰り返されています。

 記事中、「河井案里」さん夫妻のはずが「河合」になってしまい、申し訳ございませんでした。

【号外】ガースー官邸「夏の陣」河井夫妻摘発で外堀は埋まってしまうのか』―夜間飛行 http://yakan-hiko.com/BN9815

 概要についてはyoutubeで2月にも語っているのですが、随分話も進展して、広島地検も頑張り、また、大阪地検や東京地検特捜部も出張ってきて協力をしている模様。なかなかの様相になってきました。



 一方で、自由民主党内のつばぜり合いについて、やはり新人候補の擁立・支援にあたって1億5,000万円の「党費」が使われたこと、それが岸田派の重鎮であった溝手顕正さんに対する安倍晋三さんや、官邸の要である官房長官・菅義偉さんとの関係の悪さ、さらにポスト総理争いまで絡んで、滅茶苦茶なことになっているわけですよ。

 そして、そういう『党費』がどう捻出されたのかについて、裏金の作られ方も含めて証言が集まってきているようです。そのまま大疑獄事件になり自由民主党の危機になるのかどうかは分かりませんが、なんで横車を押してまで検事長・黒川弘務さんの引き立てを狙ったのか、検察庁法改正・国家公務員法改正問題も含めた見立てを整理して号外にしました。

 ご関心のある方はぜひご一読賜れますと幸いです。



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