先月、わたしの会員制経営情報グループ『漆黒と灯火』の会員募集をしたところ、もっぱら海外(シンガポールやマレーシアなど)や地方でご活躍の事業者や士業の方からの問い合わせが多く、訳が分からなくなってきました。

漆黒と灯火
https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto.html

 「続いて一年かな?」と思っていた当会も、会員さんの熱量や運営の夜間飛行のご尽力もあって、はや4年目を迎えるわけですが、限定50名から60名ぐらいで制限させていただいていた会員数も見直そうかと思っております。毎月、東京で例会(有識者の方との対談形式の勉強会)を開いているのですけど、新潟や高松の会員さんが増えたり、なぜかシンガポールなどでも例会を! という話にまで広がっていて、私の想定とは違う盛り上がりになってきました。

 今月の例会は、東京工業大学・リベラルアーツ研究教育院准教授の西田亮介さんをお呼びして、以前上梓された『民意のはかり方』や『情報武装する政治』、『メディアと自民党』などの有権者といまの政治のありようについてお話を伺いたいと思っております。

 9月は、先日厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の座長をされ、東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教室教授の渋谷健司さんをお招きし、社会保障制度の今後と、それを支える医療行政について、また、いま医療の現場で大変な苦労をされている医療従事者や医師需給の件についてもお話を伺う予定です。

 10月は、元スクウェア・エニックス社長、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)会長を歴任された和田洋一さんと、コンテンツ業界の今後やコンテンツ事業の調達、技術の今後なども含めて、ざっくばらんにお考えを聞きたいと考えています。

 当会では、有識者をお呼びしての勉強会というよりは、雑談に近い対談形式のスタイルをとっております。あまり四角四面の座学をやってお話を拝聴といっても、正直将来のことは良く分からないし、参考にならないよなあと思うんですよ。むしろ、話していく中でふとした気づきや話の転がり具合、ちょっとした表情の変化などで、いろんなものを皆さんに感じ取っていただきたいと思う気持ちが強いのであります。というか、私だって未来や将来のことはまったく分からないなかで、広くお話をしていくことで手探りで生き残っていこうという状況ですからね…。

 これから景気も悪くなっていくかもしれませんが、当会でわずかに煌く灯火の光明が漆黒の未来で生き抜く手掛かりになることを期待してやみません。ご関心のある方は、ぜひフォームからご登録いただければ幸いです。

漆黒と灯火
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 なお、蛇足ですが公的業務に関するご相談などは、当会では原則としてお請けしておりません(特に、仮想通貨関連や、人工知能、違法民泊など)。個別のご相談については、別途ご連絡いただけますと幸いです。


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