いろんなところで2017都議会選挙の総括が進んで、また横浜市長選と内閣改造後を占う話がどんどこ出てきているわけですけど。

民進党蓮舫代表「野田佳彦幹事長以下の執行部、全員更迭」とかいう方針の波紋(山本一郎) - Y!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20170721-00073535/ 

 個人的な主観で言うならば、「反自民の受け皿」としての民進党として弱い野党という向きについては、本来であれば政権選択の選択肢として民進党に期待感を持たせるために、という目的が大前提になるので、そこの党首・代表として蓮舫女史が良いのかどうかという発想になるはずです。

 ところが、実際には党内融和の象徴としてとか、野党共闘路線や支援団体である連合からの受け皿の機能さえも衰えて見える部分は、これは蓮舫女史が単体で悪いとは言いづらい部分はあります。何といっても党の執行部全体の問題であって、全部のことを蓮舫女史が指示を出すことなどしないわけでね。

 都議会選挙の自民党の自爆を総括する一方、自爆で浮き上がった票を最後3日で都民ファーストと共産党に攫われて、民進党は票の上積みがほんの数%ほどしか出なかったというのは反省するべきだ、と言いつつも、「自民党でも都民ファーストでも(共産党でも)ない受け皿」である民進党が「民進党に投票するぐらいなら投票に行かない」という選択を有権者にさせてしまった反省はどこでするのかという話になるわけです。

 あんまりテクニカルな話をしても、誰かさんは「それでどうしたら良かったんですか」みたいな話をするので、まあ困ったもんなんですかね。
 というわけで、また明日から普通の引退生活に戻ります(ブクブクブクブク

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