というわけで、今夜の真夜中のニャーゴは労働生産性を取り上げます。

 なんで労働生産性なんや? という話なんですが、先月8月3日に首相の安倍晋三さんが突然言い始めて、なんだこりゃって感じですね。もちろん大事なイシューですし、事務方周辺は相応にまともな人たちが支えているようですので、個人的にはうまくいくと面白そうだなと思ったりも致します。

 ただこの手の政策議論はもともとリベラルの牙城だったので、どうしたもんかと思うわけですが。
 なお、ライフワークバランス関連の議論は一服したんでしょうか。

真夜中のニャーゴ

 今回は、なぜか加藤一億総活躍大臣が兼任だかで、働き方改革相として突然「残業時間シーリング」という謎の施策をしたんで微妙なんすよね。

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平成28年8月3日
安倍内閣総理大臣記者会見
加藤働き方改革相
残業時間の上限規制導入検討

 もちろん、事務方を見ますとその方面に明るい方がそろっているのであまり不安はないのですが、日本の場合では労働生産性についてはOECD34か国中21位とかいうゴミでありまして、内需中心、サービス業が雇用全体の七割という状態で何をするのか議論してみたいと思っております。
 
 ほんで、今月中旬に「働き方改革会議」という大層なものが開かれるそうなので、その呼び水になるべき労働生産性向上に関する議論や、女性の社会進出、サービス業の労働生産性の低さ、移民がらみといったあたりはしておこうと思いました。
 
働き方改革会議、9月中旬に初会合 政府方針 

 ま、そんなこんなで、23時ホウドウキョクでお会いしましょう。