産経新聞の私の連載記事が、いつの間にかウェブに出ていたようです。

 新聞社ブランドも平凡な記事ばっかりだと情報洪水の中に埋もれるだけだ 光る記事で勝負せよ ブロガー・投資家、山本一郎(やまもといちろう)
http://www.sankei.com/column/news/160424/clm1604240008-n1.html


 一般論としましては「お前が言うな」とか「よりによって産経新聞で」などというお声も幾つか拝聴するところではあります。ほんとすいません。先日も、支局の記者さんがオスプレイの記事でネットで書かれていた憶測を鵜呑みにしてネット版の記事に盛り込んでしまう素敵事案もあったようで、ネット時代のスピード感と、新聞社に求められる信頼性の両立に悩む事例も現場では増えているのかもしれません。そんななかで、新聞社という看板を掲げて発信される記事が、ネットで苦戦する場合があるのはこの報道の本懐のようなものを見失った結果なのかなあというのはかねてから思うところであります。

 で、次なるお題は「新聞『紙』は売れず、新聞記事は重視される理由」について語りたいと思います。新聞社の競争の源泉は記者であって、ここが生命線であるはずが、なぜか販売では紙を売ることを引き続き最優先課題にしているところをどう捉えるべきか考えたいんですよね。

 なぜか、私の記事のところに敬愛する堀江貴文さんの微妙なサロンの広告が掲載されていました。私の記事も100分割されてしまうのでありましょうか。 

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 ところで、飛び石GWのど真ん中ですが、あした(3日)朝にフジテレビ系『とくダネ!』に出演予定です。休みだというのに朝っぱらから私の顔を拝まれる視聴者諸氏の役に立つ言葉でも紡いで5回3失点ぐらいで仕上げたいと思います。

ホウドウキョク
http://www.houdoukyoku.jp/

 また、その夜はフジテレビ系ネット放送ホウドウキョク『真夜中のニャーゴ』を予定しています。前回の北海道5区投票解説が一定方面に好評だったので、票読みをやるかサンフレッチェをやるかで揺れる心。