かねてから、こんなことを知っていてなんの役に立つんだ? という情報ばかりを両手一杯に抱えて生きてきて、これでいいんだろうかと思うわけなんですよね。



絶対に役に立たないネットビジネス勉強会

https://salonde.jp/salon/zettai



 良くこういうサロンで、自分をアピールしようとしたり、人脈作り()に精を出したりしようとする人たちってたくさん来られるじゃないですか。ただなんつーか、そういうのって大抵が嫉妬だったり焦りだったり、健全な「何かしてやろう」という気持ちに混ざる不純物が参加各位によって持ち寄られ、グループやイベント全体が熱せられた結果、純粋な下心という結晶が出来上がる傾向が強いと思うんですよね。


 また、世には何とかジャムとか何とかソンって多いじゃないですか。それ単体はためになるし、面白いことも多いと思うんですよ。ただ、ふと思い返して、そこで交換された名刺ややった事柄を振り返って欲しいんですが、そこで得たはずの気づきはいまのビジネスやスキルに生きてますか。



 この世界で生きてきて、私が思うのは「無駄を愛する心」って美しいと思うわけです。たいして親しくも無い友達、意味の無い知識、そういうものがFACEBOOKのフレンドリストやTwitterのタイムラインに掲載され、でも本当に大事な友人やパートナーはそこに入ってなかったり、棚卸ししてみるとたいした蓄積にもなっていなかったりもする。それでも毎日私たちはネットに向かい、病的に情報を集め、咀嚼し分かったふりをして、拡散拡散と念仏のように唱えながらスマホは便利だ、新しいサービスやアプリがどうだと口角に泡を飛ばし議論している。



 そういう情報の洪水の中にある、ぽっかりと空いた虚無。そういうのをね、語りたいと思っているんです。もうさあ、他人の増資話とか、ひとつのストーリーが終わったIT企業の社長の独断と私見とか、どうでもいいじゃないですか。そのどうでもいい話を語っていくサロンを作ったので告知しました。



 一人でも多くのmixi関係者のご入会を祈念しております。