昨今でいいますと「ひまトーーク」が実名で問題視されていますが、最近ではごく普通に出会い系アプリの広告がスマホ上に流れております。審査とかどうなっておるのか、という話ですが、あまりその辺のチェックはスマホ広告業者の間では行き届いていないし、現段階では違法ともいえないので金を積まれたら広告を掲載してしまうのは仕方のないことなのかもしれません。



出会い系アプリで女子高校生に…28歳男らを逮捕

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000027738.html



[引用]  スマートフォンの出会い系アプリで男性客を募り、女子高校生を紹介して売春させたとして、28歳の男ら2人が逮捕されました。



 無職の金城翔平容疑者と宮沢純治容疑者(30)は3月、33歳の男性会社員に高校2年の女子生徒(17)を紹介し、売春させた疑いが持たれています。警視庁によりますと、金城容疑者らは、出会い系掲示板アプリ「ひまトーーク」などに、女性になりすまして援助交際を持ち掛ける書き込みをし、男性客を募っていました。10代から20代の女性10人を雇い、2年間で約5000万円を売り上げていたということです。取り調べに対し、2人は「思い出せない」などと容疑を否認しています。




 それもあって、本件のように売春のネタで外堀を埋めていくしか方法はないんでしょうが、その間にもかつて悪質な出会い系サイトをピンポイントで規制した内容そのままのことが、アプリという形で見せ方を変えて登場して法改正がされるまではひたすら被害が拡大していくというしょっぱい事態になっております。


 なんで出会い系アプリは出会い系サイト規制法で対処できないのかについては、奥村徹せんせの記事を参考にしていただくとしてもですね。



「出会い系アプリ」が「出会い系サイト規制法」で規制されない理由

http://bylines.news.yahoo.co.jp/okumuratoru/20140128-00032069/



 この「ひまトーーク」に関しては、去年も三重中3女子殺害事件のツールとして使われておりました。



出会い系サイト規制法には引っかからない出会い系アプリ!「ひまトーーク」ってなんだ?

http://matome.naver.jp/odai/2137856775979055601



 あくまでも、この手の問題では「無原則な交友関係が拡大して、未成年児童が性的売買の対象等になること」がもっとも防ぐべき内容であり、別に大の大人が美人局に引っかかろうが水商売の女に貢ぎすぎて身包み剥がされようがそれは別問題という話ですので、そこは割り切って議論してまいりたいと思うところであります。



 そういえば、事業拡大のためにYYCなる出会い系アプリをLINEから買い取ったmixiはどうなるのでしょうか。