いつもはクローズドなところで好き放題喋るというセミナーばかりを担当させていただいておりますが、今回は特定会社さんでの講演ではなく、広く語る場を日経BPさんにご提供賜れるということで、告知です。



ビッグデータアセスメント講座

パーソナルデータ活用 最新動向とデータ分析の勘所

http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/nc/140313/



 弊社的には、どちらかというとビッグデータそのものよりもアルゴリズムとか最適化などが主戦場でして、簡単に言えば地雷を踏んだシステム部門のお世話をして整理する仕事がメインになっておるわけですけれども、最近ではビッグデータ向けの半自動ツールや既存サービスのカスタマイズ、すでに稼動している業務系への繋ぎ込みといったややこしいところもたくさんあります。



 先日からアドタイでこの辺の鼎談などもやらせていただいております。



データサイエンティストって、ぶっちゃけどうなの?――西内啓×田中幸弘×山本一郎 ビッグデータを語り倒すの巻(2)

http://www.advertimes.com/20140217/article147162/


 まあ、実際にはウェブだけで完結していない事業者が大半なので、そういったところが、いざ「顧客データを有効活用しろ」と言われてもなかなか大変なわけですし、システムのお守りをするセクションと、現場でお客様と接しておられるセクションとが手をより効果的に取り合わなければうまくいかないんですよ。



 もちろんそういう攻めのところだけでなく、実は本当にデータを活用して収益に響くのは仕入れや流通です。いままでのバリューチェーンのようにパッシブに最適化を図っていくだけでなく、未来予測をするときの根拠出しに使われるビッグデータというのはそれなりに効果が出やすい分野でもあります。



 それを手助けするためのひとつのツールがビッグデータ(サンプリングで充分というケースも多々あるけど)による解析による知見、というところだったりします。

 このあたりの個別具体的な話や、その根底にある「統計をビジネスに活かすとはどういうことか」や「統計の母体であるパーソナルデータの取り扱いはどういう制度変更になる可能性があるのか」を知ることで、随分と視界が開けてくるものもあるのでしょう。そういう話ができるといいですね。



 そろそろ有効な活用事例も溜まってきたので、うまくこのあたりのお話ができるようにしていきたいと思います。

 ご関心のある方はぜひお越し賜れますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。