昨今、混迷極まるモバイルシーンで元祖追い出し部屋を構築してリストラを加速し、某社の株式上場の障害のひとつとなっていた高収益出会い系事業をゲットするなど、なりふり構わぬ素晴らしいスピード感で経営再建を推し進めて、ついには『モンスターストライク』でゲーム事業に一発当てをし株価急騰のmixiでありますが、このたびEMAから脱退したと発表しました。



携帯電話フィルタリングサービスをご契約中の皆さまへ重要なお知らせ

http://mixi.jp/release_info.pl?mode=item&id=2600


 EMAについては、かねてから「インナーサークル」とか「逆関税障壁」などと言われておりました。縛りがそれなりに厳しくカネもかかる割に結局問題が起きると警察が容赦なくやってくるため魔除けのオフだとしての性能にも乏しく、遵守していても結局海外鯖でよろしくやっているFACEBOOKやTwitterなど海外勢は「自社基準」で好き放題事業ができるというステキ仕様によりクソ扱いする関係者もまた多いのが実情であります。



 そのクソ界隈からの脱却を業界の中でももっともクソに近かったmixiが強行した背景には、やはり利用者の急減によりお布施を払ってでも業界自主基準のようなものを守るほどの収益を生まなくなったからなのではないかと思われます。このままいきますとクソまみれになりますからね。



 一連のmixiの取り組みは、収益性回復を目指すという意味で投資家的には大変好感が持てるわけなんですが、まあどういう形であれmixiのダボハゼ的拡張と再編による復活というのは素晴らしいことですね。復活すると見せかけて組織が崩壊して壊滅するとかいうことのないように願う次第であります。