タイトルは煽り気味にお送りしておりますが、興味深い事態が進行しておりました。



クリエイター若野桂さんに実業家の家入一真さんが仕事を依頼するも、デザイン料が支払われていないことが判明!?

http://togetter.com/li/489591

なんでこうなった、ペパボ創業者家入一真さんの発注踏み倒し疑惑にデザイナー若野桂さんブチギレ

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65743496.html

若野桂VSホリエモンVS家入一真のバトル @katsura_moshino @takapon_jp

http://matome.naver.jp/odai/2136626051112297001



 もはやこの界隈ではどのような事件が起きようと何も驚かなくなっている自分がいるわけなんですが、おおよそのウェブから見えるあらすじとしては「役者が揃っている」のが面白いのです。



主人公: 我らが家入一真さん。どういう理由か全力で踏み倒しに出る。最初はなんかごちゃごちゃ言っていたが、デザイナー若野さんにログを公開されると支払いの意志はあるという話となり、必殺の寄付行為で支払いを乗り切ろうと頑張っている(現在進行形)。



ライバル: 若野桂さん、AIBOのデザイナー。その能力に高い評価を得ているが、プライベートで失意や過誤があり、周辺がすべて敵に見える状況に陥ってもがく。人柄は愛され、才能は認められているけど、仕事は一緒にしたくないタイプ。



大道具: 堀江貴文さん。最近仮釈放。やさぐれる若野さんに自慢の宇宙事業をDISられ、脊髄反射で暴言を吐く。逆にこれが若野さんのプレステージを引き上げ、家入さんと若野さんの紛争が一層注目される下地を作る。



ライバルの奥さん: 若野さんの奥さん。「元嫁」と表現されているが戸籍は抜いておらず、若野さんのいきさつを深く知る理解者であり、リングサイド解説者。



 もうこの時点で月9ドラマ化決定って感じなんですけど。なんですか、この豪華でいわくつきな感じのキャストは。


 正直、若野さんが公開した家入さんとのやり取りだけでは、どのような発注形態でどのレベルの納品が行われた結果、50万円(税抜)という請求となり、家入さんが払わなかったのか良く分かりません。ただ、その後の流れで暴露されてしまった形となる家入さんが譲歩して「払う意志はあるのに」と書いているところをみると、結果的に踏み倒しになってしまいかねない事態であることの認識はあった、ということになります。



 もちろん、論点としては「仕事を頼んでおいてお金を払わない家入さんはいかん」という話になりがちではあるんですが… 発注の経緯や納品された内容が分からない限り妥当性は第三者的には分からないので、登場人物や新たに舞台に上がる人間が燃料を投入してくれて黒煙がもうもうと上がるのを心待ちにしたいと思います。



 それにしても、家入さんという人はどうして毎度こういう面白エピソードが繰り広がるんでしょうかね。退屈しなくて良い人生だとも表現できるわけですが、表現的には「平地に乱を起こす」という語句がぴったりな感じがしてなりません。



家入詐欺無双 (本人談)

http://togetter.com/li/489956

デザイナー若野桂さんが公開した家入一真さんとのやりとりの記録

http://togetter.com/li/489660



 何というか、こう、全体的に後先考えない二人が裸で殴り合いをした結果、おひねりが飛び交っているという心象風景しか浮かばないのですが… しかし、最近別居した奥さんが出てきて物語に厚みを持たせる事例が増えてきましたね。



 いっそ、若野さんの奥さんと家入さんの奥さんとでトークライブをやるというのが面白いのではないかと野次馬的には思いました。



 こちらからは以上です。