本当にこんなこと言ったのか? と思ったら、本当に言っていたことが確認されました。興味深いですね、この話は。



「なんていう党でしたっけね」自民・安倍総裁

http://www.asahi.com/politics/update/1207/TKY201212070129.html



 まるで安倍さん、維新の会なんて無くなっちゃうよと言わんばかりの内容です。第三極に支持が集まらず、自民がこのままいけば安定多数を凌ぐ状況ということに自信を深めているからなんでしょうか。



 今回の選挙も浮動票の動向がまだ良く分からず、最終的な帰趨を占う調査結果はもう数日のラグを必要とするのかなと思うところですが、正直第三極については支持率の低迷の割に騒がれすぎな感じがするので、まあこんなものなのかなという雰囲気でしょうか。



 一方、その躍進間違いなしの自民党の足を引っ張る影がふたつ。









 どうしてこんなに馬鹿なのでしょう。天賦人権論とは何であるのか以前に、現代国家における憲法の役割に対する理解が及んでいないようであります。


自民党の西田昌二と片山さつきが、国民主権と基本的人権を否定してしまいました

http://togetter.com/li/419069



 読んでいて眩暈がする状況でありまして、当然これを読んだ極普通の人たちみんなから馬鹿にされています。もうこれはしょうがないと思うんですが、選挙がどうとか、自民党が議席を伸ばすとかそういう次元とはかなり異なったところで本格的な馬鹿の証明をしてしまったというあたりにほのかな絶望を感じます。ああ、追い風というのはこういう人たちにもバッジを与えてしまうのだな、という。



 誰か止めてあげてください。



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■安倍晋三・自民党総裁



 民主党や、できたばっかりの党に、日本を守ることはできないんですよ。地域を守ることはできない。それができるのは、自民党であり、公明党であります。



 この戦い、そう簡単な戦いではありません。この選挙区においては、自民党と、そして民主党と、さらには、なんていう党なんでしたっけね、日本維新の会ですね。「維新」といえば、私は山口県から来ていますから、大阪の人たちには使ってもらいたくない思いでありますが。おそらくみなさん、あんまり長い間、覚えていなくてもいいと思いますよ。多くの党は、できてすぐなくなっていきます。(愛媛県鬼北町での街頭演説で)



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