っていうか自前の活動で一番収益を上げられる部分をみすみす他社に明け渡すというのは凄い! と思うんですけれども。なんか一時期栄えていた地方資本の地方都市スーパーにイオンがPB商品を卸すようになり地元名産品が一掃されたでござる、という雰囲気がして、お前らは何のためにいままで独自のソーシャルグラフを抱えていたのか問い詰めたい気持ちで一杯です。



株式会社ミクシィとのソーシャルゲーム事業における業務提携に関するお知らせ

http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20121122/7sdwfp/140120121122041045.pdf


 恐らくmixiにとってはmixiゲームを単なる「デジタルコンテンツ売り場」としか考えておらず、ユーザーが交流するための共有体験を育む場だとは露とも思ってないんだろうなあと確信しました。これはmixiニュースがヤフートピックスと連動した際も似たようなことを感じましたけれども。しかしこれでmixiのベイス入りがますます現実味を帯びてきたわけでありまして、ここをターゲットに一気に資本提携に持ち込んで、くんずほぐれつ状態となり、もんどりうって転がり出たところをダンプカーにはねられ無言の帰宅を果たしていただければと思うところであります。



 一応こんな記事にも意見を寄せさせていただいてはいたんですが、この完璧なまでのスルーされ具合に感涙です。



「mixiは生活密着型のSNSを目指すべき」山本一郎氏

http://news.livedoor.com/article/detail/7156733/



 まあ、いまDeNAと組んだところで大ヒットゲームが爆売れしてくれるのを待つ釣り堀状態であることには変わりないんですけどね。それにしても、みんな露骨なスマホシフトをやった挙句に、博打の掛け金だけが上がるというさみしい状況にどんどんなってきております。どうしたものでしょう。サイプロさんがこの後の情景を面白おかしく切り取っていただけることを期待しております。



サイバーエージェントが1ヶ月で30億もの広告費を投入する大博打

http://toaru-sipro.com/?p=3034



 でもまあ、市場全体が頭打ちだけど環境は変化してるって状況だと、どうしてもこういう合従連衡を謀る以外方法がなくなるよね。仕方ないね。