いま、大沼の身に何かが起きている… そんな予感を感じさせる公示が先日ありまして、世界68億人の大沼ファンから熱視線が注がれ煙が上がっています。



2012年11月公示

http://www.sponichi.co.jp/baseball/yomimono/kouji/2012/11/index.html


 強制的に任意引退させられたはずの大沼が、自由契約に…? これはまさか獲得を目指している球団がどこかにあると、そういう話なんのでありましょうか。満を持して中一年、今年1イニングも登板しない屈辱を経て大沼がマウンドに上がる日が近づいていると、そういうことなのか…。



 一説には、三年出来高込み6億円という途方もない契約でソフトバンクホークス入りをした五十嵐が、思いのほかアレだったために、五十嵐風の濃い顔のお面を被って大沼が出てくるのではないかとか、同じく戦力外になった小野寺や一場と三神合体してスーパー大沼として復活を果たすのではといった憶測も流れております。空白を経てもトライアウトを毎年受け続ける古木や橋本将といった古強者もおります関係で、俄然今年のストーブリーグは大沼推しであり、球界復帰待ったなしの熱い心で続報を待ち望みたいと思っております。



■ボウカー残留



 CSや日本シリーズでの活躍が認められ、我らがボウカーが残留という吉報が舞い込んでまいりました。ボウカーが生き残った最大の功労者は日本ハム吉川であります。っていうか誰なんだお前。一年活躍したぐらいで第一戦の先発なんかしてんじゃねーよ、と思いましたが、ボウカー残留の原動力になったという一点に於いて球史に名を残したものと思われます。



 まあ、3Aであれだけの結果を残していたわけですし、一塁手として考えたときに石井や小笠原よりも守備が良いということも考えますと、併用でも来季使いたいというのも分かります。というか、ボウカーで駄目なら今年獲れる3Aのプロスペクトで日本野球向きそうな選手がいるのかといわれるとなかなか。



 そういうわけで、素直にボウカー残留を喜びたいと思います。



■暗黒戦士、塩谷逮捕



 なんつーか元阪神って書かれてますけど、文字通り最下位請負人だった我らが塩谷、詐欺容疑で逮捕されてるんですね。驚きました。



元阪神選手 550万円詐欺「生活費に困り金が欲しかった」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000083-spnannex-base



 まだココログに移る前に、随分塩谷は面白くてブログ記事で追いかけてきましたが、まさかこのような形で超弩級のネタを投下してくるとは思いもよらなかったのです。いまのネット界隈であれば、塩谷はただの畜生扱いで終わってしまうのかもしれませんが…。



■田澤ルール



 過去からさまざまメジャーリーグ挑戦へのガイドラインは議論されてきましたし、それこそ野茂批判から野茂活躍後に野茂神聖化という過程を辿ったわけですけれども、日本アマチュア球界から直接メジャーに流れ始めると日本のプロ野球としても困ってしまうので、何らかの歯止めを、といいたいところなのかとは思います。



メジャーリーグ挑戦とプロ野球の「田澤ルール」

http://logbooks.jp/?p=453



 ただ、日本プロ野球界にそれだけの制限を選手に強いる資格があるのかや、極論を言うならば地方の独立リーグだって立派なプロ野球なのだ、経済規模は千分の一だけどとかいう議論も含めていうと、結局のところ日本の野球関連組織ってどうしてそんなにクソなのというところに逆戻りをするのです。



 しかも、高野連であれ大学野球連盟であれ、自分たちでは自分たちなりに頑張ってきたんだという気持ちが強いので、他の団体と有機的に折り合おうとは絶対に考えないのだろうなあということ、さらにはバックについている新聞社同士の抗争から、興行権、運営の仕組みまですべてが入り組んでいることを考えると、田澤ルールの向こう側に見えてくる景色もいろいろとあろうかと考えてしまいます。やれやれ。



■ミレッジ



 今年のミレッジは活躍しましたし生贄も経験するなど、野球に対しては真面目であることが良く分かりまして、さすがヤクルト外人スカウト陣だと改めて思うところであります。で、そのミレッジに酷似していると以前から評されてきた出川哲朗さんが文字通りミレッジと競演する可能性が高まって興味深いです。



燕初!出川をファンクラブ名誉会員に任命(1/2ページ)

http://www.sanspo.com/baseball/news/20121117/swa12111705050000-n1.html



 これ、普通なら「お前、悪ノリしてんじゃねーよカス」と煽りたくなるところなんですが、相手が出川だとなった瞬間に何となく許せてしまうのが出川哲朗の人柄とヤクルトの絶妙すぎるポジションなのかと思うわけです。ヤクルトスワローズファンとしてもリスペクトできる人ですね。大天才テレビくんはなぜか海外NHKで放送しているのをよく観るわけですけど。



 SABR的にも研究しようのないタイプの選手のようにも見えるので、来年も怪我さえなければそこそこ以上の活躍が期待できるなあといまから楽しみであります。レプリカユニ作るかなあ。っていうか、子供も大きくなったし今年こそはもっと神宮に通わねば。



■斎藤隆



 横浜DeNAベイスターズに復帰だそうですが… いや、いいんです。活躍するよりも、投げているところを横浜スタジアムで見られるのであれば。ベイスの若い投手のお手本となってくれればと。



斎藤隆8年ぶりDeNA復帰へ

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/54718/



 ソースが東スポなのが気になりますが、この手のプロ野球人事とプロレス関連は日本最大のクオリティペーパーと思っておりますので、強く信じ込みたいと思います。