昨年の開幕で3番浜中治とは何なのか、人類にどのような意味を持つものなのかを悩ませたわけですが、このシーズン終盤の大事なCS争いにあって、小川監督が3番ファースト藤本敦士が2試合ほど機能したのでまた使っています。



 や、怪我人が多いので仕方がないんだ、オーダーを組むにあたってなりふり構っていられないんだというのは分かるんですが、野球観戦を趣味として四半世紀を超える私にとって、「3番」と「藤本敦士」と「ファースト」がどうしても相関づけられません。まだ南海時代の5番サードにドカベン香川のほうが「香川がコンバートに備えて練習していた」という事前報道があった分だけ心の準備ができていたように思うのです。


 今年の野球においては、某球団の「開幕投手フィガロ」である程度のことは驚かない耐性ができていた、と過信したのが誤りでした。その後は日本全体が悲しみに包まれた大沼強制引退、それもルイーズ補強のために枠を空ける必要があったためという、作業途中のウィンドウズのフリーズのような事態にも似た何かもありました。



 しかし小川監督、三試合連続で3番ファースト藤本敦士はまずいんじゃないですか。ヤクルト飲んで胃潰瘍とかそういうレベルで。どうせネタに走るなら神宮のマウンドで一場や小野寺や加藤や山岸を見たいです。