そんなことやってる場合か! という感じですが、あまり細かいことや危険は気にせず告知でもしてみようと思いマッスル。



ビジネス書ぶった斬りナイト3

~ツベコベ言わずにコレを読め!「ぶった斬りナイト選書」2012夏~

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/per.cgi?form=2&year=2012&mon=7&day=24



 イロモノ呼ばわりされた我ら3人が目指すところは次世代ビジネス書シーンを担う次世代スターの発掘だ! ぶった斬りナイト選書からビジネス書著者促成栽培技法の説明まで、便所から湧き上がるクソのような下世話トークをぶっ放しますよ、たぶん。


 しかしさあ、ビジネス書や啓発書もそうなんだけど、最近はベストセラーと言われている本って大抵がナニな感じの代物ばかりになってきているのよね。もちろん、太古の昔から「売れる本=良い本」ではないのだろうけれども、それにしてももう少しどうにかならんのか? という雰囲気の作品がたくさんありまして、どうしたものなのかしらと思うわけであります。



 先日某所でセミナーをやらせていただきまして、そこの場でそこそこのベストセラーであります『「超」入門 失敗の本質』とかいう本を、もともとの『失敗の本質』や俗に言う失敗学の類書から見た場合に、如何にクソ本であるか、キャッチーではあるけれども表層的なまとめ方になってしまって残念であるかを力説したんですよ。



 これを読むなら『日露戦争、資金調達の戦い』(板谷敏彦・著)を読めと。いいから黙ってこれをまず読んどけと。正座して読み、翌日もう一度読めよと言ったわけです。いや、『「超」入門 失敗の本質』の鈴木博毅氏はまともな人だとは思いますよ。ただねえ、売ろうとして売れる本と、しっかり調べた良い本と、同じ読書をするのであればどちらが読み手の力になるのか? と言われたら、私は後者だと思いますし、普通はそうだと考えるのです。



 ところが、そのセミナーの質疑応答のコーナーで、他の人が読んでいる本が話題になるわけだし、良い本じゃないかと質問する人が出るわけです。もうね、お前は馬鹿なんだろうと。お前ほどの人間のクズは見たことがないと。人間のクズである私が認める人間のクズだお前は池田信夫の本でも読んでろと思うのであります。お前はさあ、他人と話すときの共通の話題づくりのためにベストセラーを読んでるわけ? そんな幼稚な動機で本を読むのは小学校のころクラスの話題についていくためにテレビの前でバラエティ番組を観るのと変わらんのです。安藤美冬を見習って自分探しのひとつもしたほうがいいと思うんですよね。



 そういう知能の根本的な欠落があるから金を払って私のセミナーとか来てしまうんだと思うんです。私がろくな話をするはずがないじゃないですか。



 そのような問題意識を強く胸に秘めつつ、3回目となりました「ビジネス書ぶった斬りナイト」では中川淳一郎さん、漆原直行さんや私のお奨め本をご紹介いたしつつ、酒を飲みながらぐだぐだやりたいと思います。もちろん、噂のあの女性や、日焼けしたあの男性の噂話もあるよ。きっと。



 というわけで、ご来場を心よりお待ち申し上げております。