3年越しでヲチしてきたセラーテム&チャイナボーチーのクソ株案件ですが、昨日なぜかNHKから強制捜査の一報が出まして、諸事困難は続いたものの順調に導火線は短くなっていっていることが視認されよしよしといったところでございます。

セラーテムテクノロジーの提携先とされる中国法人の営業実態が確認できない件
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/08/post-a23d.html
セラーテム・チャイナボーチーを中心とした面白銘柄について
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/09/post-69ee.html
セラーテムやチャイナボーチーの面白エピソードがFACTAに掲載さる
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/08/facta-1f13.html

 NHKの砲撃はこちら。

中国企業買収で虚偽発表か 摘発へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120226/t10013299241000.html

 「摘発へ」という微妙な書き方が事態の侘び寂びを感じさせるところではありますが、実態がいまいち分かりにくい事件であることは間違いないので、投資家保護だけはしっかり進めてから諸事着手というのが望ましいんじゃないかと思います。
 なお、報道を受けて当のセラーテムが面白IRを掲載しております。

当社に対する強制調査に関する報道について
http://www.celartem.com/common/IR_DOC/PDF/20120227_000.pdf

 そもそも突撃喰らった日付を開示する馬鹿がどこにおるのかという疑問と共に、差し押さえを受けて調査が行われ、関係者や問題となった取引先の裏づけ調査を進めている間は沙汰待ちをするのは当然のことであって、「捜索・差し押さえは終わっているけど関係者へのヒヤリングは継続的に行われてきている」事実関係の否定ではなく、またそれはできないだろうということで、作文としてはギリギリの合格点といったところでしょうか。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4330.q

 それにしても、ここ三年の最高値から見て3分の1になったとはいえ、ストップ安でもこんな会社が100億円の時価総額を維持しているというのは実にアレであります。充分、警鐘は鳴らしてきたつもりではありますがねえ…。