ヤクーツクは現在-34度。極寒の地で、少しでも暖まりたくて炎上案件を物色する私ですが、サイバーエージェントがまだ媒体資料をそのまんまにしていたことが発見され、いまなおステマぽい提案を続けているのだなあと知り、心が温かくなりました。

http://mediaguide.ameba.jp/pdf/2012_1-3_ameba.official.pdf

 いっそのこと、好き者のお取引先の広告宣伝部門と握ってちゃんとタイアップ表示がされるのかどうか確認するプロジェクトでも立ち上げようかと思ってしまいますけれども、他人のカネでやるのもどうかと思い、なかなか提案できない次第です。日経ビジネスとかダイヤモンドオンラインと一緒に熱くなりたい宣伝マン(人柱ともいう)を募集しています。
 内容をメディアガイドだけで見るに、記事マッチはセーフ、トレンドトピックスは黒に近いグレー、芸能人・有名人ブログネタは完全にアウトといった風情でありまして、この通りの営業が行われていないことを祈るのみであります。

アメブロ「ステマやめます。悪いのはタレント!」
http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51739415.html
「最高で250万円」という芸能人ブログ“広告”も ステマに業界危機感、健全化へ動く (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/06/news056.html

 当然のことながら、業界も健全化に向かう努力をどう払おうか思案している状態だろうとは思うのですが、ソーシャルゲームのガチャの景品表示法違反話といい、スマホからの個人情報ダダ漏れ問題といい、もう民間の業界団体に主導された自助努力というものがいかに効果を持たないか考えるべき時期に来ているんじゃないかと思うんですよね。EMAとか、何ですかあれは。

 私を含め、そういうおこぼれに預かれない嫉妬に燃えたひもじいネットウォッチ界隈のボランティア精神溢れるカウンター行動で、広告主への直接行動が誘発されないことを祈るのみです。

 全然関係ありませんが、炎上関連で弊社についての具体的な言及ではないかと思われる(違うけど)記事がありましたのでピックアップ。

http://return0.info/note/2012-02.html#id2012-02-07

 なんかいまも「普通に作れば9ヶ月ぐらいかけるけど、様々な都合で実質4ヶ月で作らざるを得ないブラウザゲーム」とか「技術要素の落とし込みは終わっていないのに先方の大プロデューサー様のご意向で見切り発車で発注書が出てきた研究開発プロジェクト」とかが普通に回ってる弊社って、やっぱり変なのかもしれません。