というわけで、mixiがアクセス激減風評の元となったネットレイティングスの調査結果に抗議をしたので、当のネットレイティングスから、がっぷり四つのマジレスが返ってきました。まあ、中身は当たり前のことなんですけどね。あくまでPCベースでは、という形ですが、mixiはとっくにFACEBOOKに抜かれておりました。

「mixi」訪問者数は横ばい、ネットレイティングスが再集計グラフを公開
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111128_494088.html
「最新SNS利用動向レポート」を更新しました。
http://www.netratings.co.jp/news_release/2011/11/sns-report-Oct-2011.html

 mxiのフォローをしますと、メインのユーザーは携帯電話からのアクセスになっておりますので、必ずしもユーザー数が激減したわけではありません、ということになろうかと思います。良かったですね。

 単純に言えば、

NR「計算方法をより正確にしてみたわー」
ループス斉藤「なんや。先月からえらいアクセス下がっとりまんがな。騒動や騒動や」
mixi「ちょ、なんでうちが涙目なグラフになってんの。下がってないし。NR、どういうことか説明せい」
NR「あー、ごめんごめん、mixiの訪問者数はすげーゲタ履かせてたわ。正味の数字はこれな」
mixi「」

ということで、予想通りの結論となりました。諸関係者の皆さま、お疲れ様でした。

Mixiの広報は数字が読める ~対ネットレイティングスの場合
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2011/11/mixi-7c10.html
 ところがですねえ、mixiが出さんでもいい情報を出してしまったので、とんでもない地雷を踏んでる可能性が出てきているわけでありまして…。

ミクシィ、mixi利用者数の推移グラフを公開……ネットレイティングスの発表を受けて
http://www.rbbtoday.com/article/2011/11/28/83387.html

 ああ、激減という風評を払拭するために社内のデータ出してきたんだなあと思うわけですが、これ、よく見てごらんよ。

 NRによると、統計的にはPCからのmixiのユーザー数は838万5,000人相当。

http://image.itmedia.co.jp/l/im/news/articles/1111/28/l_sk_netratings_03.jpg

 マルチデバイス、重複上等でmixiが提示したPC利用者動態は50%超。

http://www.rbbtoday.com/article/img/2011/11/28/83387/166524.html

 そんで、mixiが公表したMAUは1,516万人という。

http://www.rbbtoday.com/article/img/2011/11/28/83387/166523.html

 するってえと、ネットレイティングスの今回修正した数字を元にmixiの利用者を推定すると、標準偏差次第だけど1,450万人から1,550万人ぐらいと予想され、すなわちmixiが提示した数字がすっぽり君じゃないですか。誤差率2%台と、ネットレイティングスの調査力すげえという話であって、実に正確です。つーか、ドンピシャ。もちろん職場と自宅のダブルカウントはあるわけですが、そんなものは広告を出した側が売れた時間帯と人数で調整するんで心配要りません。

 ネットレイティングスの提示した折れ線グラフも「PCベースでみたmixiには元からそんな動員はありませんでした」という意味合いであるし、むしろいままでネットレイティングスによってmixiは高めに動員を見積もられ続けてきていて、むしろmixiとしては抗議するのではなく「いままで高めに数字を言っててくれて、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます」という話をすべきであって、変なグラフを作りやがったループスの斉藤さんに文句を垂れるべき内容だったんじゃないの、という結論になります。でもまあ、最初に数字見たら確かに激減してるし、興味本位でグラフ作るとああなるよな。分かる分かる。

[引用] これに対してミクシィでは、自社データの調査を実施しているが、利用者数に関して大幅な減少は無いと説明。また、mixiは各デバイスを併用するユーザーが多く、約5割がPC、約8.5割がモバイル・スマートフォンからのアクセス(重複あり)となっており、ネットレイティングが集計するPCからのアクセスのみのデータはサービス全体を表したものではないと反論し、こうした誤解を与える解釈が生じる調査を行ったネットレイティングに対して「公式説明を求めている」としている。

 いや、結果としてPCを主とする調査とユーザーからのアクセス属性の情報があれば、より正確な動員力は外部から予測可能、という事実が今回はっきりと明らかになったのであり、広告主からしますと福音だったんじゃないでしょうか。誤解を与える解釈は一切生じず、結論としてはネットレイティングスの調査の正確さだけが際立つ結果となりました。

 この調子でamebaの実数のMAUやPVについてもニールセンが獅子奮迅の情報公開力をし、ループスに騒動の輪を広げていただいて、騒動に拍車をかけていただきたいと願うところであります。

 ちなみに、ネット業界の各媒体の「自称リーチ」とネットレイティングスから発表されるネット視聴率、一度広告を出してみた反響から予測されるモバイルアクセス率を組み合わせると、各メディアの公表数字の誠実度が下はサイバーエージェントから上はダイヤモンドオンラインまで結構はっきりリストが作れたりするようです。mixiに関して言うと、私個人は誠実で商売がまともな会社だと思っておりますので、広告出稿料は実態に即してもうちょっと安くしていただき、風評に惑わされず、着実に事業を展開しつつ真顔で工事中のマンホールに落ちるなどして殺伐としたウェブに笑いをもたらして欲しいと思います。

 本当にありがとうございました。