なぜこういうときだけ、正直にそういうことを公に喋っちゃうのか…。

【党首討論速報】鳩山首相「私は愚かかもしれない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100421/plc1004211559006-n1.htm
 先週、何故だか安全保障の会合に顔を出して末席に座ってたら、「鳩山首相は首相としての地位に拘らなくなっている」(=辞任を考えている)という情報が普通に各国の機関で飛び交ってるようで、本来ならば国家の安定度に関わる重大問題にもかかわらず、みんな平気な顔をしておられました。日本に関わる人たちって、日本人か欧米人かを問わずもうこの辺の感覚が麻痺しちゃってるんだと思うんですよね。

 だから、平然とこの問題を真正面から受け取った外字メディアも知日派も「鳩山、小沢ダブル辞任で衆参同時選挙観測」とか普通に打ち上げて誰もたしなめないという、完全に舐められた状態になっておるわけで、日本政府自体が日本における安全保障上のリスクという形容矛盾なんだけど現実描写としてはまことに正しい状況であるという話です。

 さて、どうしたもんだか。