外側からは「株主である堀江さんに巨額配当を支払わず株主平等原則がどっか逝っちゃった会社」のように見えるLDHが、ライブドア売却の意向があると報じられ、返す刀で「そんなこと(具体的には)ねーわ」との否定で、早くも乱気流が流れてパラシュート一個で蹴り出されるライブドアの着地が気になる今日この頃です。

LDH、ライブドアを売却か?
http://netafull.net/business/033039.html
LDH、子会社ライブドア売却の報道に「具体的な事実はない」とコメント
http://japan.cnet.com/venture/news/story/0,3800100086,20405853,00.htm
 で、一般論として「具体的に売却を検討」と言われると、売却交渉を開始していないことを意味し、上場会社であれ非上場であれ、普通は競売にかけて金額の高い札を入れたところと「具体的に」話を始めるか、選出したFAから一本釣りで複数社意向打診するかが基本なので、本件の例で言うならば「じゃあライブドアはどこに着地するんだろう」と感じるわけです。

 傷物物件の着地で有名なのはリクルートですけれども、あの当時借金だらけのリクルートに買い手がつかず、結局自力再建を強力に推し進めて社会的にも経営的にも立ち直り、いまでは立派な会社に成長したことを考えると、この手の出物はいろいろ面白いです。すでに経営再建に成功し、キャッシュも持っていて技術的にも高まっているライブドアの実情からするといろいろ手が挙がりそうですね。

 ビットがかかるのは承知の上で、MBOしなかった理由はどこなんだろうなあとちょっと妄想。ただ、個人的には「ライブドア」のブランドは維持して欲しいなあ。旅の窓口みたいにならないことを希望。