四年がかりの捕り物という点では、もう少しどうにかならなかったのかなあという気もするけれども、いろんな意味で象徴的な事件だっただけに一通りの決着がついて良かったなあと。

ユニオン株価操縦で企業グループ社主を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091202/crm0912022043039-n1.htm

 元社長の逮捕はこれ。

ユニオンHD社長「おれは金融屋」 実業置き去り「ハコ企業」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091105/crm0911051531025-n1.htm
 オメガやクオンツ、アーティストハウスといった問題となった箱や、マカオ関連の投資でうろうろしていた奴、箱乗りをやっていた香港の奴、仲介した外銀や外資系証券の奴らも、逮捕までいかずともマッピングは無事終了といったところでありましょうか。

 でも、気づくとそういう銭を掴んだ連中は、当面の三年ぐらいは羽振りが良くても、どこかでムシられたり、同じような手口でもっと儲けようとして張り込んで失敗して損喰らったりして、結局金に詰まってしまう話ばかりが聞こえてくるんですよね。仕方がないのかもしれませんが。

 (お申し出により、非表示にしました)