風呂場で泣かれるとサラウンドで聴こえるんだ、泣き声が。

プロから教わる、良い文章を紡ぐ5つの珠玉のテクニック
http://www.lifehacker.jp/2009/10/091005writingtips5.html
[引用]1. 使い古された言葉ではなく"自分の言葉で"書く

 使い古されようが口語のクセだろうが、紡いでるのは言葉であることに変わりない。使い古された表現でも組み立て方によっては充分読ませる文章ぐらい書けるんじゃないの。むしろ、この引用記事のように、ライフハックという構成というか読ませ方のフォーマットがあれば、つまらない文章でもアクセス数ぐらいは稼げるだろ。本にして売れるかはまた別だが。

[引用]2. 名詞を使う時はよく吟味すること

 吟味して書いたことはほとんどないな。むしろ、意識しないで使う名詞から文章を組み立てたほうが、よほどすっきりする。あとで読み返して校正かけるような文章だったら名詞どころじゃなく全部の表現を吟味したり順番を入れ替えたりする。名詞だからどう、というのはあまりないんじゃないか?

[引用]3. 動きのある動詞を選ぶこと

 これも名詞と同じこと。動詞の選び方に気を遣え、と言われても、be動詞で書くべき文章を躍動感のためだけに他の動詞に置き換えて文意が変わったら元も子もないだろ。語彙を選ぶのはそりゃ金を払って読んでもらう文章を正確に書き記したい、作品としての完成度を高めたい、という場合ぐらいじゃないのか。まずは初心者なら言いたいことをちゃんと伝えられるような文章の書き方にしよう、で終わりじゃなかろうか。

[引用]4. 曖昧な表現は避けること

 今度は形容詞や助詞の話だ。名詞をいじり、動詞を選び、今度は形容詞って、要するに文章を構成するすべての語彙はきちんと使いこなしましょうと言ってるに過ぎない。結局全部じゃねーか。そういう書き方ができないからライフハックを読んで問題点を洗い出そうと思って目を通すわけだろうがこの馬鹿野郎。無理矢理項目分けして分量水増ししてんじゃねえ。お前はアメブロか。

[引用]5. 書き手の立場に合わせたトーンで

 そんなもの、書くべき文章の全体の構成によって立ち位置を限定すべきか幅広く取るべきかは変わるだろうが。「私たちは~」で書き始めて、最後に「インド人はだから象に乗るのです」とかで〆たらそりゃ変だろ。だけど、構成そのものが書き手:インド人だったら凄い勢いで成立する。その程度の話だ。ブレる文章を書くのは書くべき内容の構成が決まってないからであって、テクニックでもなんでもない。準備不足。それだけ。

[引用]基本的なことでありながら、どんな文章を書く時にも応用できるテクニックですね。文章を書く時には常に心に留めておきたくなる、珠玉の教えです。Haleさん、ありがとうございます!

 単語も名詞も動詞も形容詞も助詞も選んで構成がちゃんとしてればアホでもいい文章が書けるわ。それができねえから問題なんだよ。お前は成功哲学を語るときに「では、まず1兆円お金を稼ぎましょう」とか言うわけか。ハードルが高ぇんだよ。

 ついでにいうと、文章の要素にばらして項目増やして適当にライフハック風に仕立てた文章読んで、お前ら感動したから翻訳してるんだろう。馬鹿なのかな。書く能力を磨く前に、読んで内容を理解して役に立つかどうか吟味する読解力を身につけたほうがいいと思うよ。「珠玉の教えです」じゃねえよ。何を言ってるんだこいつら。鼻毛抜きに逝くぞ。

 いい文章を書くにはなあ、いい文章をひたすら書き写すことと、自分で書いた文章を読み返すこと、毎日書き続けることだ。これは日本語だろうが英語だろうが語学学習の表現習得と同じで、どれだけ引き出しを持てるか、どんなテンポが自分にあってるか、口語体が強いのかフォーマルに強いのか、あるいは人に読んでもらってどこが分かりづらいか反応を聞いたりして日々修正。そうすれば普通に読める文章にはきっと辿り着く。そこから上は才能。それだけじゃないの。書くための正しい努力をきちんと払うべき。

 後ろで赤ちゃんが泣き止まない。ああイライラする。早く寝てくれ。