八重洲を日本橋方面に歩いていたら、赤く目立つノボリで「ホモ定食」とか書いてあった。よく見たら、単なるホルモン定食が翻って上半分がめくれていただけだった。疲れているのかなと思いました。
 雑誌の企画で、延び延びになっていた対談を二本まとめてこなしたのもあるんですけど、当たり前のことながら「民主政権になったあと、どうなるか分からないですね」という結論にしかならず。そんなもの、私だって分かりません。いま構想を実現しようと頑張ってる民主党関係者も、最終的な体勢像ははっきり見えていないのではないでしょうか。

 山崎さんが、ブログで「自民党はなくなるのではないか」と語っておられましたが、対談でご一緒した作家さんは「民主党が割れるのでは」と予想しておられ、別のお役人は「支持を失った後、自民とも連立する部分が浮上するかも」と考えておられます。誰にも実情は分からないのですから、いろんな見立てが成立しますからねえ。

自民党に再生の可能性はあるか
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/51ad9092ec78fad16a295a7b21e5c7f8

 私個人で申しますと、やはり希望的観測というか、こうであって欲しい、という政治状況は確かにあります。保守主義者なもので、やはり活動家がバッジつけてる民主党が長期政権になってしまったら日本の産業はどうなってしまうのかと悲観的に考える部分は無きにしも非ず。ただ、自民党の旧弊が祟って官僚主導の政治過程は行き詰っていると国民が考えて、適正な民主主義的手続を経て信託を民主党が得たのであれば、特別国会後にこれを支えるのもまた良識ある国民の義務かもしれないと考えておるところです。

 失点を防ぐためには、とにかく無政府状態から如何に早く脱するか、政権移行の手続を迅速に済ませるためには何が必要かを考えなければならないだろうなあ、という風には思いますね。充分に仕事してもらった結果として、善政か失政かを次の選挙で問うのは良いけど、なんかgdgdして間誤付いているうちに諸事事態が進んでしまい何もできずに後手後手に回るというのは民主党にとっても国民にとっても不幸でありますので。