「こりゃインサイダーでは?」と話題沸騰中の本件ですが、まあ確かにチャートだけ見ますとかつてのインボイスを髣髴とさせる見事なカーブを描いておりますね。浮動株が少なすぎて、とても値動きがカクカクしているところに好感が持てます。

【4763】(株)クリーク・アンド・リバー社
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4763.J&ct=z&t=3m&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
クリーク・アンド・リバー社(4763)はSTOP高をマーク 「百度と連携して中小企業向けEC支援開始」報道が注目材料に
http://www.kabutocho.net/news/livenews/news_detail.php?id=166604
 百度自体はまともな会社なんですが、あの株価上昇を見るになんか情報でも漏れたんでしょうかね。不自然な動きがあったとしても、増資じゃないから百度としても止める理由もなかったんだろうとは感じますけれども、常識的に考えて、通常の取引ならいろいろ考えちゃうレベルですね。当事者でなければ、100%そうとも言えないし。

 そういえば、最近も別の上場企業の増資案件で、何かしようとすると値段が動くので気になる銘柄も幾つかあるんですけど、決定的な話はひとつも出ないんですよね。やはり、その辺で生息している人たちはうまくやっているんでしょうか。お陰で、せっかくディスカウント率の交渉をしているのにそれ以上の値上がりを喰らうので案件そのものが倒れたりペンディングになったりということが続きます。こっちも、交渉をキャンセルしてしまえば値上がりの根拠がなくなってしまうので、インサイダーをする側も財布が痛むはずなんですけどね。売り逃げられるだけのマーケットボリュームも乏しいわけだし。