買え。

http://www.cyberfront.co.jp/title/eu3/
 グランドキャンペーンで、世界征服とか考えずに完走をまずしようと思って、ずっと挫折しているのでそのダイジェストなど。バージョンはインノミネの3.1ね。いいよ。落ちなくて。最高。

一回目:マイセン

 ドイツ諸侯の小国、マイセン。1399年スタート。1616年まで何事も起きず、後進技術を少しづつ改良して火事場泥棒に徹しようとするが、強大化し始めた皇帝ブランデンブルグとボヘミアの間に挟まれ、バイエルンの継承戦争に巻き込まれて壮絶死。最後は1636年、マイセン軍歩兵2,000人に対し、神聖ローマ帝国皇帝・ブランデンブルグ軍26,000人に圧倒、戦闘もさせてもらえず軍隊蒸発。歴史の藻屑と消える。

二回目:ザルツブルグ

 さらに弱小国ザルツブルグでプレイ。オーストリアと急成長したミラノが北イタリアで一騎打ちしているのを横目で見つつ、パルチザンが出たオーストリア都市を掠め取って領土拡大に成功。徐々にオーストリアを切り取って、ついに人的資源も10,000人突破、工房も建てられ軌道に乗ってきたかと思いきや、ハンガリー、クロアチアを屠った国威高揚のオスマントルコが欧州を席巻し始め、神聖ローマ帝国の総力を挙げてこれに抵抗するも抗いきれず、休戦協定がきれるごとに宣戦布告され、最後は元のザルツブルグの1プロヴィンスに戻されて併合。その直後にフランス軍が増援に来るというバツの悪さ。1580年のことでした。残念。

三回目:マイスター

 アイルランドの小国、マイスターでプレイ。決め手は緑色だったから。人口そのものが1,000人しかいないという絶望的な状況で開始。頑張ってアイルランド統一に向けて策謀を巡らすが、イングランドが治めるミースを攻め取る隙がなく、フランス-スコットランド対イングランド-ポルトガル戦という北大西洋大戦争の混乱に乗じて一度はミースを確保し、堂々アイルランドに国体変更。ところが、休戦協定切れ直後にイングランドに攻め込まれ、虎の子の海軍もわずか二週間で海の藻屑となって次々にイングランド軍が上陸、成す術もなく敗退。頼みのフランス軍も援軍に来てくれず、新生アイルランドもユニオンジャックに模様替えしたイギリスの前に潰えた。

四回目:トランシルヴァニア(一回目)

 我、その身をしてイスラムから神を護る盾とならん、と勇躍トランシルヴァニアでプレイ。いきなりオスマントルコに攻め込まれてバナートを割譲、五年後も許してもらえずそのまま攻め込まれてトランシルヴァニア陥落、そのままゲームオーバーでございます。ええい、宗主国のハンガリーはどうした、ハンガリーは! と思ったら、ポーランドに攻め込まれて虫の息でした。使えん…。

五回目:トランシルヴァニア(二回目)

 今度こそ! ということで、ダキア人率いるトランシルヴァニアでプレイ。ハンガリーが人口少なくて使い物にならないという神の声を聴いた元首が、開始早々ハンガリーを侮辱。ハンガリーがオーストリアにボコられている間にそのまま属国を脱して存続戦争を勝ち抜き、おまけにハンガリー領の一部まで奪取して焼け太り。究極の陸軍国家を目指すべく陸軍投資を充実させるものの、イースタン技術ではラテンに敵わず、大戦略におけるワルシャワ条約機構軍のような悲惨な軍備でオスマントルコを迎え撃つことに。

 運よくオスマントルコに併合されたワラキアでパルチザンが蜂起し、さらに人口の多いベッサラビアも確保。どんどんルーマニア化していくなか、肥大化したポーランドとその支配から脱したリトアニアが戦争を起こし、戦争の経過を見てリトアニア有利と見て取りポーランドに宣戦布告、見事カルパティアほか3プロヴィンスを獲得。凄まじい勢いで国威高揚するが、兵隊はいまだ旧式装備のまま。

 17世紀に入ると、オスマントルコがシパーヒー騎兵だのイェニチェリ歩兵だの大砲だの容赦ない軍備で西欧にプレッシャーをかけ始める。助けてナポリ。トランシルヴァニアは当然新生ローマ帝国に入っておらず、援軍はほとんど期待できない状況だが、キリスト教圏を護るために頑張って人柱にならんとする献身的な対応に涙したカスティリアやフランスに助けられる。17世紀も終わろうかというあたりで、運よく美人の娘がポーランド王子をたぶらかし、後継者問題につけ込んで国全体をガメるというイザベラ・ザ・フランスも真っ青の大金星を挙げる。

 いきなり大国となったトランシルヴァニア。歴史イベントの好意的修正も皆無で、目下宗教戦争に突入、中盤の山場を迎えております。助けてフランス!

ついに技術がラテン化!