何ですか、これは。

「幸福の科学」政治団体設立へ 衆院選擁立目指す
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052001000910.html
 まあ、幸福の科学自体は比較的穏健な新興宗教で、あんま問題起こさないとこだなという認識はありますけど、その機関誌である「ザ・リバティ」の特集で「オバマ守護霊インタビュー 『私は日本を捨て、中国を選ぶ』 ——オバマが招く日本の危機と世界の混乱」とかいう腰の抜ける記事を堂々と掲載、ああ、信者以外の得票を考えない政党がまた出てきてしまうのだなと思ってつい買ってしまったわけです。

2009年1月号
http://www.the-liberty.com/backnumber/2009/contents0901.html

 なんちゃってキリスト教徒である私からしますと、カルトが出てきてあれこれ政治的なことを言うというのは、社会的に寄って立つ基盤が揺らいでいるときに起きる現象のひとつで、オウム真理教の政治進出と並べて語るのは良くないとは思うのですが資金元や支持層が宗教というのはそれだけで警戒すべきことかなと思います。

 とか思っていたら、ザ・リバティに奥山真司氏が連載とか持っていたりして、これはこれでどうなんだろうと思った記憶があります。分かっててやってるんだったら偉いし、知らないのだったら無敵だなと思いました。実は信者だった、というオチは無しで(笑)。